寄付やチップもキャッシュレス!

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デンマークの冬は強い北風で凍えるように寒い日が続きます。しかも日がとても短い上に天気が悪いのでいつも真っ暗・・・。

でも春になるとそれが一変。

透き通るように明るい青空、サンサンに降り注ぐ太陽の光、そしてカラッとして暑すぎない快適な温度。

そして、12月が続いたロックダウン規制の緩和が進み、先日から飲食店が4か月ぶりの屋内営業を再開。

そんなわけでオーフスの街は賑やかさを取り戻しつつあります。

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さて、街中の賑やかさの象徴の一つが、路上で音楽を奏でる人や面白いパフォーマンスをする大道芸人。

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通りすがりの通行人を観客にしたライブ演奏って、どうしてこんなにヨーロッパの風景に合うのでしょうか? 雰囲気がとてもいいですよね。

さて、通行人の観客から、その場でチップ(おひねり)を貰うのが路上演奏や大道芸人の収入源。それはどの国でも一緒だと思います。

でも、デンマークではあまりお金を投げ入れる光景を見ません。

なぜかというと・・・

チップも「キャッシュレス」だからです!!

路上演奏の方の看板をよーく見ると、8桁の数字が書いてあります。(見出し画像に写っているパフォーマーの場合、22 58 ・・・という数字です)

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実はこれ、MobilePay というデンマークのキャッシュレス決済のID。

チップをあげたい時は、スマホにこの8桁のIDを入れて、チップの金額を入力するだけ。

スマホ上で簡単に送金できちゃうので、わざわざ現金を投げ入れる必要はありません。

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百貨店Magasinの前で演奏していた👇のおじさんのギターケースにもMobilePayの番号が書かれていました。

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MobiePayを活用しているのは、路上演奏だけではありません。

「Salvation Amy」は、恵まれない人のための募金を募るキリスト系慈善団体。年末年始になると、街中で音楽を演奏したり、鐘を鳴らしながら募金を募る姿を見かけます。

シンボルにもなっている「鍋」を寄付箱にしていることが多いのですが、デンマークでは鍋よりもMobilePayの番号表示の方が大きくて重要な様子です。

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このようにチップや募金ですらキャッシュレスになっているデンマーク。
普段の生活ではもっと現金を使う機会がありません。

なんせ僕の財布の現金は5.50クローネ(約100円)だけ。半年以上そのままですが、一度も困ったことがありません。(奥さんはなんと現金0のまま半年以上過ごしています)

最後に現金を使ったのはいつだっけ?というレベルなので、現金を出して、お釣りをもらうという行為がちょっと懐かしい (笑)。

このままだと、日本に帰った時にお札や硬貨を取り出すのがたどたどしくなってしまうかもねっ😅 

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寄付やチップもキャッシュレス!」への2件のフィードバック

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