自分で配線?! デンマークでの照明器具取り付け方法

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幸せの国デンマークはヒュッゲで有名。

「居心地がいい雰囲気」や「楽しい時間」を指す概念的な言葉なので、ほっこりしたり、ふっと幸せを感じる時だけでなく、一緒にワイワイと楽しんだ時にも使われたりします。

定義するのが非常に難しいヒュッゲですが、ヒュッゲな雰囲気を作るのに一役買っている(と思われる)のが「家の中の照明

どこの家に行っても、照明にはこだわりがあるのですが・・・

共通なのは、「ぶらり〜ん」と天井からぶら下げるタイプの照明が好きっぽい。

それもかなり低い位置まで下げちゃいます。

こちらは友達の家のダイニングテーブルの照明。位置がちょうど僕の頭ぐらいのところなので、立ち上がる際に頭をぶつけることが・・・(恥)

デンマークの有名なデザイナーさんが手がけた照明だそうで、とても高価なものだったりします。

会社のオフィスでも、スポットライトが随所に使われています。

以前勤めていた会社のキッチンエリア。
一つでは足りないのでたくさんぶら下がっていました。

もちろん、カフェやレストランでも多用されています。

かなり低い位置まで下がり、テーブルひとつひとつを照らすスタイルです。

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これらは、いわゆる「ペンダントライト」という照明器具。

40ワットぐらいの弱めの電球を使い、低めの位置にぶら下げて生み出すスポットライトは、まるでキャンドルの|灯火《ともしび》のよう。

それがヒュッゲっぽいのでしょうね。

でもね・・・残念ながら実用的じゃないんですよ、ヒュッゲな光は・・・😅

我が家のダイニング・リビングエリアにあるのは👇の照明。

元々の電球が60ワットしかなくて、とても暗かったので、75ワットの電球にしたのですが、それでも暗い (苦笑)

薄暗すぎて、夜に作業したり、デンマーク語の勉強をしたりするには全然適していません。

というわけで、二つ目の照明を設置することにしました!

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日本なら照明器具を買って、ソケットに装着するだけ。

でも、デンマークの照明器具の設置はちょっとトリッキー。

なぜかというと、天井に小さな穴が空いているだけなのです。

カバーの蓋を開けると👇な感じ。そう、自分で配線しないといけないの〜!

というわけで、ここからは「デンマークの家で照明器具を設置する方法」をステップ・バイ・ステップで解説していきまーす。

必要な道具:

  • ラジオペンチ
  • カッター
  • ドライバー
  • 照明器具
  • 照明用の電線

なお、照明用の電線は、Silvanなどの日用品点や電気屋さんで買うことができます。

5メートルぐらいのものが一番安いです

Step 1: 電源を切る (超重要)

作業を始める前に、必ず電気を切りましょう。
確実に電源を落とすなら、ブレーカーを切るのが一番安心です。

ステップ 2: 電線の準備

電線を好みの長さに切ります。

そして、ラジオペンチとカッターを使いながら、購入してきた電線の両端のカバーを剥ぎます。

白い皮膜を剥がすと、青色と茶色のワイヤーが出てくるので、金属のワイヤーが2〜3cmほど出るようにさらにカバーを剥がします。

ステップ3:照明器具に電線の取り付け

照明器具側に電線を取り付けます。

照明器具によりますが、👇のようにワイヤーを照明のソケットに差し込んで配線をします。

  • L (Live側) または M1 に茶色の線を入れる
  • N (Neutral側) に青色の線を入れる

ステップ4:天井への配線

カバーの蓋を開けると、ネジが4箇所あるはずです。

それぞれに記号が書いてあるので、 M1 と N という記号を探し、ドライバーでそこのネジを緩めます。(家によって位置が異なるそうです)

それぞれに記号が書いてあるので、 M1 と N という記号を探し、ドライバーでそこのネジを緩めます。(家によって位置が異なるでちゃんと確認しましょう)

ネジを緩めると、穴にワイヤーが差し込めるようになるので、👇のように配線して、しっかりとネジを絞めます。

  • M1 に茶色の線
  • Nに青色の線

そうそう!蓋のカバーをワイヤーに差し込んでから、配線しましょう!そうしないと、配線後に蓋を閉められずやり直しになっちゃいます。

ステップ5:照明器具の位置決め&設置

最後は好みの位置に照明器具を設置して、スイッチをON!!

我が家が設置したのは、明るめのスポットライト。

これで僕と僕の奥さんの仕事エリアがめっちゃ明るくなりました!

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