「芸術と音楽の祭典」の目玉「光のアート」前半
僕が住んでいるデンマークのオーフス市は、現在、芸術と音楽のフェスティバルで大変賑わっています。
連日、市内の色々なところで、ライブ演奏、パフォーマンスやショーが繰り広げられているのですが、芸術のフェスティバルでもあるのでアート作品も並びます。
その中で特に目玉なのが、「光」をテーマにしたLysfest。
夜のオーフス市内を散歩しながら、市内の各所に展示されている Light Art 展示を楽しむと言う企画。大掛かりなイルミネーションではなく、国内外の芸術家たちが創った光の芸術作品展示を鑑賞するというイメージです。
そんなわけで今日は、奥さんと夜の散歩デートをしながら見てきたので写真で紹介しまーす。(夜でも安心して散歩に行けちゃう治安の良さは、デンマークの良いところっ!)
Absorbed by light (イギリス)
まず一つ目は、スマホの画面に照らされる若者達の彫刻。スマホ時代を象徴している作品ですね(ひと昔前は、コンビニや自動販売機の光が若者の溜まり場というイメージ?)
せっかくなので、僕も一緒にスマホを覗き込んでみました (笑)
別の場所で違うバージョンも発見。
PULS (デンマーク)
これは、オーフス川を覆うように設置された若干大掛かりな作品。
実は、友達から「一番がっかり」という前情報があったので、あまり期待せずに見に行ったのですが、確かに暗くてわかりにくい・・・。
なぜかと言うと、この作品は自ら光を発するのではなく、オーフス川にかけられたネットにぶらさがる反射板が、周りの光を反射すると言うもの。
車のライトが通り過ぎたり、風が吹いたりするとランダムに光るのが幻想的なのですが、自ら光を発しないのでちょっとわかりにくい。
派手さがないところも「がっかり」なのかもしれませんが、奥さん的には「侘び寂びがあって良いと思う」とのことでした。うんうん。そうかもしれない。写真だとちょっとわかりにくいかなぁ。
Kærestetakt (デンマーク)
3つ目の作品もデンマーク人の作品。
格子状のガラス部屋の中でライトがゆっくりと動くと、格子状の影も動いてとても綺麗! あまりにも綺麗だったのでgif動画にしてみました。このシンプルさ、僕好きです。
The discontinuous place (スペイン)
これは一番大掛かりだったアート。いわゆるプロジェクターマッピングという方法なのですが、木がさまざまな形に変化していきます。
まずは手毬のような球形。
それから、カクカクな感じに!
(同じ木なのに全然違う!)
今度は怪獣のようになりました。
他の展示と比べて派手な感じですが、光の当て方でこうも形が変わるかと思うとなかなか面白い!
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さてさて、ここでちょうど半分。
少し長くなったので残りの作品紹介は明日にしようと思います。
明日は、なんと日本人の作品を紹介するので、楽しみにしてください!!
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