キャッシュレスでも、絶対携帯しないといけないカード
デンマークに暮らし始めてから、日常生活で変わったことがあります。
それは・・・
ポッケが軽くなったこと!
というのも、デンマークでは財布を持ち歩くことがなくなっちゃったのです。
だからズボンのポッケが軽い♪
日本で暮らしている時は、お買い物に現金やクレジットカードが必要だったので、財布は必需品。他にも、健康保険証や病院の診察券、メンバーカードなども財布に入れていました。
でも、デンマークでは現金やカード類を持ち歩く必要がなく、財布の出番がないのです。
目次
キャッシュレス先進国だから現金が要りません
まず、デンマークはキャッシュレス先進国。なんと銀行ですら現金を置かないぐらい!
普段のお買い物はもちろんのこと、数十円の少額でもクレジットカードやデビットカードで支払うのが当たり前なので、お買い物シーンで現金を見かけることはほぼありません。
また、友達とのお金のやり取りには Mobile Pay というスマホアプリが便利。友達の電話番号を入れて、スワイプしたら振り込み完了〜
現金を必要とするシーンが本当にないので、現金を持ち歩くための財布が必要ありません。
日本でもキャッシュレス化が進んでいますが、病院やランチ代など、現金オンリーなところがまだ残っていたり・・・。
デンマークのような「現金ゼロ生活」はちょっと難しいかもしれません。
スマホがあればクレジットカードもいりません
デンマークのレジでは、クレジットカードを対応端末にタッチするだけで支払いできる「タッチ決済」がほぼ必ず使えます。
このタッチ決済の良いところは、Apple Pay や Google Pay に対応しているスマホも使えるということ。
クレジットカードをスマホに登録しておけば、スマホをピッとかざすだけで決済完了。
というわけでクレジットカードも持ち歩く必要がありません。
健康保険証(Yellow Card)もアプリになりました
診療費無料のデンマークでは、全員に Yellow Card という健康保険証が渡されます。
👇のような物理的なカードなのですが・・・
スマホアプリに登録しておけば、物理的なカードを持ち歩く必要はありません。
病院で診療を受ける際は、スマホアプリを開いて、表示されるバーコードをかざすだけ。盗難防止の認証ロックもあるので安心です。
また、デンマークでは病院の診察券というものがありません。診療記録がマイナンバー(CPR番号)に紐づいて一括管理されているので、病院ごとに診察券を作る必要がないのです。
なお、アプリは Google Play もしくは App Store からダウンロードして、NemID/MitIDでログインするだけ。簡単に使えるようになります。
それでも持ち歩かないといけないカードが2枚
というわけで、デンマークに来てからはスマホだけを持ち歩き、財布無しという生活が日常になってしまいました。
ですが、どうしても持ち歩かないといけないカードが2つだけ残っています。
ひとつは Resident Permit という在留許可証。
一応、デンマークに住んでいるEU域外の外国人は、在留許可証を携帯することが義務付けられているのですが、これはアプリになっていません。(と言っても、提示を求められたことは一度もありませんが・・・ 😅)
もうひとつは、電車やバスに乗る時に必要なRejsekort (いわゆるSUICAです)。
デジタル好きなデンマークとしては非常に珍しく、なぜかRejsekortはスマホに対応していません。そのため物理的なカードが必須なのです。
この2枚だけはどうしようもないため、カードが2枚入るスマホケースを使うことで対応しています。
ちなみに僕が今使っているのは、日本のダイソーで見つけたケース。たった220円なのに、ちょうどぴったり2枚カードが入っちゃう♪ おすすめです。
※ 運転される方は、在留許可証とRejsekortに加えて運転免許証が必要なので、3枚持ち歩かないといけないかも。
ポッケも気分も軽々
そんなわけで、財布の定位置だったズボンのお尻ポッケは空っぽ。
なんだかスカスカしますが、財布を落とす心配もなっくなったので、ちょっと軽々です(笑)
それにズボンのポッケに財布の跡が残ったり、擦れることがなくなったので、ズボンが長持ちするようになったような気がします。
財布を持ち歩く生活に戻れるかなぁ。
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ところで・・・。僕は普段「ポッケ」と言うのですが、「ポッケ」って「ポケット」の幼児語だそう。あはは、もう40歳代のおじさんなのに😅