国旗使用にルールがあるデンマーク

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僕のnoteで何度か紹介している通り、デンマークの人たちは「国旗🇩🇰」が大好き。

アメリカのような強い愛国心というよりも、「楽しい」「嬉しい」という意味があるので、どちらかというとパーティグッズ的な位置付け。

レストランでデンマーク国旗が飾られていたら、誕生日を祝っている証拠ですし、誕生日の人のデスクをデンマーク国旗で飾り付けるというのも職場の風物詩です。

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さて、日常的にはパーティグッズになっているデンマーク国旗ですが、実は掲揚に関しては厳しい法律が定められています。

例えばですが「国旗を地面につけてはならない」とか「国旗は日没前に片付けなければならない」といったルールが決められているので違反すると罰金になってしまうそうです。

また、あまり知られていないのですが、デンマーク国内において、公共の場で他国の国旗を掲げるのは事前許可がないと法律違反となり、これまた罰金です💦

特にサッカーのW杯や欧州選手権の季節には、スペイン、イギリス、ブラジル、イタリアなどのサッカー強豪国の国旗がベランダや窓に掲げられている風景を見かけるのですが、本当は事前許可を取らないと法律違反だったりします。

ですが現在デンマークでは、ロシアの不当な侵略を受けているウクライナを応援するため、色々なところでウクライナの国旗🇺🇦を見かけます。

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実はこれ、デンマークの法務省が「ウクライナの国旗を掲げることを許可」している時限的措置。

本当は、昨日の3月31日で特別許可はいったん切れてしまったのですが、ウクライナはいまだに大変な状況にあるため再度延長。

今回の延長により、5月15日までウクライナの国旗を公共の場で掲げることがOKになりました。

実際に罰金が処せられたケースを聞いたわけではありませんが、国旗に関しては厳しいルールを設けている国も多いので、海外で住む時にはちょっと気をつけた方がいいかもね!

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