お部屋探し②デンマークの賃貸ルール

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昨日に続けて賃貸ネタです〜。

日本の賃貸と異なっていて面白いなぁと思った点をまとめてみました。

月の途中からの入居は原則できません

日本なら契約開始日(入居できる日)を好きな日に設定できますが、こちらの契約開始日は毎月1日付けというのが原則のようです。もちろん契約終了日も月末のみです。

そのため、入居できるのは「各月の1日目から」と決まっています。(※ 月の真ん中の「15日付け契約」がOKなところもあります。)

契約開始・終了日を好きな日に設定できると、日割り計算が必要になり色々と面倒なのかもしれません。ちょっと不思議・・・

退去前の通知は原則 3ヶ月前

日本は1ヶ月前通知が一般的だと思いますが、こちらは3ヶ月も前に退去通知を大家さんに連絡しないといけないそうです。(契約内容によって短い場合もあります)

ただ、大家さんと交渉事ですが、自分の後に入居できる人を見つけてくると、家賃を払わなくてもよくなることが多いみたい。。。

礼金はないけど、敷金・家賃前払いがある

日本のような礼金システムはありません。ただ、敷金とは別に、数ヶ月分の家賃を入居時に前払いする Prepaid Rent という慣習があるようです。

例えば、Security Deposit 2ヶ月、Prepaid Rent 2ヶ月の場合、最初の月の家賃と合わせて、5ヶ月分の金額(Move-in Price)を入居前に入金する必要があります。なので、最初にかなり多く支払う必要があります。(なんと、Move-in Price用のローンがあるそうです!)

なお、敷金・家賃前払いはそれぞれ最大3ヶ月までと法律で定められています。

契約最終日の1〜2週間前はメンテナンス期間なので住めない

日本だと契約最終日までに退去すれば良いですが、こちらでは契約最終日の1〜2週間前に退去しないといけない「メンテナンス期間」が設けられていることがあります。

メンテナンス期間があると、家賃を払っているのにもかかわらず住めない期間が生じます。新しい家の契約を重複させないといけなくなるので、ちょっと腹立たしい 苦笑。

ちなみに、メンテナンス期間の条件は、契約書に明記されないといけないので要チェックです。

冷蔵庫など大型白物家電は備え付け

これはアメリカのアパートも同じですが、ほとんどの物件で冷蔵庫が備え付けです。

また、オーブン、自動食洗機、洗濯機、洋服乾燥機などの白物家電も備え付けられていることが多いです。(欧州人は電子レンジを好まないので、電子レンジはあまりついていません)

備え付けの洗濯機・洋服乾燥機がなくても、通常はアパート内の共有機があるので、電子レンジ以外の大型白物家電は買う必要はないと思います。

家賃に電気・ガス・水道・暖房費が含まれることがある

物件を見ると、ガス・水道・暖房費が家賃(もしくは家賃と一緒に払うUtility Fee)に含まれていることが多いようです。

電気代やインターネット代も家賃に含まれていると、別途契約しなくて良いので楽チンです。

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明日は、デンマーク・オーフスに来られる方向けに、賃貸契約の詳細&注意点をシェアしたいと思いまーす。

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