デンマークのブレーカーが落ちた時の対処方法
会社で仕事をしていたら、メールが一通届きました。
会社に勤め始めてまだ2週間目なので、僕宛にメールはほとんど来ない。
何かなぁと思ってメールを開くと、家にいる奥さんから「緊急!」という件名?!
慌てて内容を開封すると・・・
お家の電気がどれも点かなくなりました。
状況説明したく、お時間あるとき電話ください。
スマホのバッテリーは30%しか残っていないので温存します。
とのこと。
おおっ? ブレーカーが落ちてしまったのだろうか?
***
急いで奥さんに電話して、状況を確認すると・・・
1. 家の電気は全部切れている
2.大家さんが提供してくれているWiFiも電波が出ていない
3. 外の廊下の電気も点かない
とのこと。
うーむ、大家さんのWiFiが切れていたり、外の廊下の電気がも点かないとみると、僕たちの部屋のブレーカーが落ちたわけではなそう。
家の周辺全体が停電になった可能性もあるので、スマホでWiFiの電波状況を確認してもらいました。すると、大家さんのWiFiは見つからないのに、近隣のWiFiの電波は普段と変わらずに出てくるとのこと。
うーむ、どうやら僕達の家だけが停電になっているぽいゾ・・・。
***
そもそも我が家のブレーカーがどこにあるのか知らない😅 & 建物全体で停電になっているので、同じ建物に住んでいる大家さんに状況をメッセージ。
すると、すぐに大家さんから折り返し電話がありました!
どうやら大家さんは現在コペンハーゲンにいるらしく、電話でブレーカーの状況を確認したいとのこと。とはいえ、僕も会社にいる状況だったので、奥さんからコペンハーゲンにいる大家さんに電話してもらって状況確認。
何度か電話のやり取りをした後、分かったのはブレーカーではなくて、家の前の工事が原因っぽいということ。工事が終わるまで待たないといけなくなってしまいました😞
でも、コペンハーゲンにいた大家さん、色々と心配してくれてようです。奥さんいわく、隣に住んでいる大家さんのお友達が様子を見に来てくれて、外の工事の人たちに状況を確認してくれたそうです。
最終的に、電気が復旧したのは午後4時。
僕は会社だったので困らなかったのですが、奥さんは電気なしで8時間ぐらいを過ごしました。オール電化の家だと何も使えなくなってしまうので停電はやっかいですね・・・。
***
ところで、デンマークのブレーカー(英: Switchboard もしくは Fuse box) は↓の形でした。古い家に多いタイプだそうで、日本のブレーカーとはだいぶ違う・・・。
デンマークの友達に聞いたところ、一番左の上下スイッチがメインのブレーカー。これを切ると全部の電源が切れるそうです(レバーを下にすると電気が切れる)。
右側に○ と|の印がついている黒い押しボタンがありますが、これは区画別のブレーカー。○がOFF、|がONなので、○のボタンを押すと対象の区画だけ電気が切れるそうです。
○ と|の押しボタンの下にあるねじ式の筒は、ヒューズを入れるところ。漏電したり、大量の電気を使うとヒューズが物理的に壊れて電気を止めるようになっています。ヒューズが飛んでしまった場合は、○のボタンを押して電気を切ってから、壊れてしまったヒューズの交換しないといけないそうです。(ヒューズは、同じ型のものを電器屋さんで購入するそうです)
突然の停電騒動、奥さんは電気がなくて大変でしたが、ブレーカーの場所やヒューズが飛んでしまった場合の対処方法が分かり、noteのネタになったのが不幸中の幸い😁
ピンバック: お湯が出ない時は、オーフス市の地域熱を供給しているウェブサイトをチェック! - Living in Denmark