オーフスから日帰りで行ける「Randers」
今日は、奥さんのクラスメイトのアメリカ人のEちゃんとAちゃんと、4人で日帰り遠足に行ってきました!
行き先は「地球の歩き方 北欧版」の133ページ目の右下にほんの少しだけ登場するRanders (ラナス)。
オーフスからは、電車なら約35分、バスなら約1時間で行けるところにあります。僕達は電車で行くことにしたので「デンマークの長距離電車 DSB チケットの買い方」で書いたように、4人分の電車チケットを事前予約して日帰り遠足にレッツゴー!
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地球の歩き方によると、ドームで覆われた「ラナス熱帯動物園(デ: Randers Regnskov Tropical Zoo)」がオススメとのこと。
ラナス駅から歩くこと10分。ドーム状の建物が見えてきました!
ドームは3つあり、それぞれアフリカ・東南アジア・南アメリカの熱帯雨林が再現されていて、多くの動物を見ることができます。
びっくりするのが、ほとんどの動物が放し飼いなこと!
木の上や茂みの中を覗きながらお目当ての動物を探すのも楽しいですし、動物との距離感がとても近い!
サルが至近距離まで近づいてきたり、蝶々が手に止まったり、陸亀が目の前でご飯を食べたりと、写真モーメントがいっぱいです😅
さすがにハイエナのような動物は柵のむこうですが、手が届くぐらいの距離。こんなに近くで眺めるのは初めてで、結構可愛い顔をしているのに気がつきました (笑)。
動物園の敷地はあまり大きくないですが、あまりにも楽しかったので3つのドームを全て回っていたら、あっという間に3時間以上も経ってしまいました。
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熱帯動物園を後にして、向かったのはアメリカ人の2人が強く要望していた博物館「Memphis Mansion」。
このMemphis Mansion には、キング・オブ・ロックンロールと言われた「エルビス・プレスリー」のコレクションが大量に集められています。
なんでこんな所にエルビス・プレスリー?と疑問に思うかもしれません。僕もそう思いました。エルビス・プレスリーがラナスに来たことはなく、縁もゆかりもまったくないからです。
実は、ラナスに住んでいるヘンリクさん。根っからのエルビス・プレスリーの大ファンなのですが、あまりにもエルビスが好きすぎて、色々なものを集めていたら、私設の博物館になっちゃったんです。
おまけに、かつてエルビス・プレスリーが住んでいたグレースランド邸(米国テネシー州メンフィス)に似せた建物まで作っちゃいました。
中の展示物はすべてエルビス・プレスリーに関連するもの。彼の生涯を年表にしたもの、衣装、写真、限定アルバムなど、物凄い量のコレクション。
エルビスが乗っていたリンカーン車や、まだ無名だった頃のボブ・ディランがエルビスに送ったデモ楽譜とレコードの原本といった貴重な展示もありました。
中には、エルビスが泊まったホテルのコップや砂糖(?!)という、謎な展示物もありましたが、よくもまぁこんなに個人で集めたな・・・とちょっとびっくり。
ギフトショップには、世界中から集めたエルビス・プレスリーのレコードが売られていて、日本のレコードも発見!
そして最後はキング・オブ・ロックンロールと握手!!(握手の向こう側が奥さんの同級生のアメリカ人2人です)
デンマークでエルビス・プレスリーの生涯について学ぶとは夢にも思わなかったなぁ (笑)。
オーフスからラナスは電車で35分。1日十分楽しめるので、オーフスからちょっと足を伸ばした日帰り旅行にはおすすめかも!
ピンバック: デンマークにある「世界最大級のエルヴィス個人コレクション」 - Living in Denmark