旅行に行けないので地図を眺めたら雑学が増えた話
今週はイースターなので、奥さんの大学はお休みです。(キャンパスは閉鎖されていますが、ちゃんとオンライン授業は開催されています)
本当は、このイースター休暇を利用してスウェーデンあたりにでもプチ旅行に行く計画を立てていたのですが、この状況なのでお家で巣篭もりイースターです。
仕方がないので、世界地図を見ながら想像旅行をしていたら、こちらの面白い地図サイトを発見!!
Jakub Marian’s Educational Blog
Articles and ebooks about language learning, science and art – and lots of maps.
Jakub Marian’s Educational Blog
チェコのJakub Marianさんという方が作っているウェブサイトで、地図にデータを組み合わせたデータマップを公開しています。
例えば、こちらは欧州各国で「最も多く使われている名字」をデータマップ化したもの。
デンマークはニールセン、ノルウェーはハンセン、スウェーデンはアンダーセンと、スカンジナビアの苗字は「XXXセン」がとても多いです。
この「XXXセン」は「XXXさんの息子(英語のSon)」が由来らしいです。なので、ニールセンは「ニコラスさんの息子」という意味になります。ちなみに、デンマークの首相はフレデリクセンなので、「フレデリクさんの息子」が名字の由来のはず。
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こちらも面白い地図です。
これはGoogleで、 “Why does <国名> ・・・” (どうして<国名>は・・・)と検索した時に、自動予測してくれる言葉をマップ化した地図です。
例えば、デンマークの場合、「どうしてデンマークは税金が高いの?」が検索に多いようです。消費税25%があり、年収の半分近くが税金ですからねー。
2018年当時ですが、「どうしてイギリスはEUから離脱したいの?」や「どうしてロシアはアサド(シリア大統領)をサポートするの?」などの時事ネタ検索が結構あります。
ちょっと面白いのは、「どうしてスウェーデンはノルウェーが嫌いなの?」・・・。ありゃー😅 まぁ、お隣の国ですから、いろいろあるんでしょう (笑)。
そして、僕が一番笑ったのは、海が無い内陸国のオーストリア。
「どうしてオーストリアは海軍がいるの?」
でもね、実はオーストリアには海軍はないらしい・・・(By Wikipedia)。
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最後に見つけたのは、2015年のアンケートをもとにしたデータマップ。
これ、何かわかりますか?
これは、「トイレに行った後、石鹸と水で手を洗うと答えた割合」です
イタリア 57%、スペイン 61% 、フランス 62%・・・。
今の状況と重なるのは気のせいか?
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他にも面白い地図がたくさんあったので、ぜひデータマップでの想像旅行(というよりも雑学収集)に出かけてみてください♪
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