血糖値爆発を起こすデンマークの激甘スイーツ「Flødebolle」
甘いデニッシュで有名なデンマークは、とっても甘党なお国柄。
以前の記事👇で紹介したように誕生日や婚約・妊娠発表などのおめでたい時にはケーキを持参して祝うのが日常的です。
その中でも人気が高いスイーツは、こちらのFlødebolle (フルーボレ)。
Flødeはクリーム、bolleはロールパン(ban)、という意味なのですが、実際のものは名前と少し異なっていて、マシュマロをチョコでコーティングしたスイーツです。
なお、見た目はケーキというよりもお菓子ですが、デンマークではケーキという扱いになっているらしく、誕生日のケーキとして定番です。
他にも妊娠発表の際に持参するケーキとしても人気ですし、イースターやクリスマスなどの食事会のお土産にも登場するので、デンマークではかなり人気が高いようです。
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さて、ひとつをつまんで食べると、表面のチョコがパリッと割れて、中のクリーム上のマシュマロがフワッと出てくるので面白い食感。
ただ・・・
めちゃくちゃ甘い
激甘なマシュマロを、甘いチョコでコーテイングしているので、びっくりする甘さ。たった一口で血糖値が爆発する勢いなので、甘党の僕ですら、ひとつ食べるのに精一杯💦
それを2、3個食べれるデンマーク人はすごい・・・。
それにWikipediaによると、デンマークでは年間2億5千万個も販売されているそうで、国民一人当たりに換算すると・・・
驚異の・・・1人あたり年間「45個」!!!!
えーーー! この激甘スイーツを45個も食べてる?!
あまりにもびっくりして奥さんに衝撃の事実を伝えると、奥さんもびっくりして「45年に1個で十分かも・・・」と一言。うーん、でも45年後の歳でこれを食べたら、急激な血糖値上昇で本当に命に関わる気がするゾ😅
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実はこのFlødebolle、ネーミングにはちょっとした闇歴史があります。
元々は1912年にアメリカから伝わったのですが、当初の名前は全然違うものでした。
当初の名前は、チョコのコーティングを黒人に例える人種差別的な名前。ポリティカル・コレクトネスの観点で非常にNGな名前だったので、1980年頃からFlødebolleへと名前が変更されたそうです。(現在はFlødebolleが定着しているので、古い名前で呼ばれることはありません)
ひと昔前に、虎をバターにする著名な絵本の表現が差別的ということで、題名が代わり、表現も再構成されたことがありますが、社会的背景は同じですね(👇が再構成後の絵本。名作です。)
さて、45年に1個食べれば十分なほど甘いFlødebolle。
昨日のイースター食事会に来ていた他のゲストの手土産だったのですが、大人6人しかいないのに15個も入ってました。
イヤイヤ、ひとり2.5個の量はヤバいでしょ?!
デンマーク人の甘党レベルはちょっとおかしい気がする・・・😅
ピンバック: 自分の誕生日には職場にケーキを忘れずに! - Living in Denmark