デンマーク版 飲んだ後の〆

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日本だと飲んだ後の〆は「ラーメン」か「牛丼」が定番。酔っ払っている時の帰路に食べるラーメンと牛丼は、背徳感がエクストラスパイスになって至福に浸れます。(次の日は後悔するのですが・・・😅)

でも、時には別の物が食べたくなる時がありました。

それはオーストラリア留学時代に食べていた「ケバブ」!!

正確に言うと「ドナケバブ」と言うのですが、お肉の塊を回転させながら焼き、周りをナイフで削ぎ落としたものをサンドイッチやラップにして食べる中東の食べ物です。(本来のケバブはお肉の串焼きのことを指すそうですが、このnoteでのケバブはドナケバブのことを指しています)

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オーストラリアにはレバノン系の移民が多いので、かなり本格的なケバブ屋さんがたくさんあります。

深夜過ぎ、トルティーヤのように薄い生地に、たくさんのレタスと削り取ったお肉を乗せ、ドバドバ〜とガーリックソース・チリソースをかけ、クルクルと巻いてもらったものを頬張ると、めちゃくちゃ美味い。

まぁ、正確に言うと、〆というよりも飲み歩いている途中に食べて、もっと飲むぞ〜という景気付けとして食べていた気がします😅。

日本でもケバブの屋台を見かけますが、味がいまいち。オーストラリアで食べていたような肉のボリューム感はないし、病みつきになるソースもない・・・。それにピタパンでサンドイッチにしているのが全然違う!僕が食べたいのはラップなのだ!

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※ ちなみにドイツではピタパンで挟んだケバブが主流です。どちらもドナケバブなのですが、僕が好きなのはラップの方なのです。

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オーストラリアへの逆ホームシックにかかりながら、デンマークに来てみるとなんだがケバブ屋さんっぽいお店を結構見かける! しかも、僕が好きなラップ形式を食べている人が多い😍

ところが、どのお店をみても「ケバブ」と書いていない・・・。

書いてあるのは、shawarmaという聞いたことがない言葉。うーん、これが僕(&僕の奥さん)が求めているケバブなのだろうか?

ちょっと悶々としていたのですが、shawarma屋さんを試してみることにしました!

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入ったのは、Google Map レビューで5点満点中4.8点を叩き出している「Shawarma Mesteren

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店内には、ケバブの象徴になっている肉の塊がグルグル回っていました。左はチキン、右はマトンです。

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味比べがしたかったので、僕と奥さんでそれぞれマトンとチキンのShawarmaをオーダーすると、「サンドイッチにする?ラップにする?」とのこと!

やった!!「もちろんラップで!!」と元気よくオーダーしちゃいました (笑)

すると、背後のキッチンにいた別のおじさんが、生地を延ばし始めました。Wow!作りたての生地は初めて見た!

感動して観察していると、陽気なおじさんが「君たちはどこから来たの〜?!」と片言の英語で聞いてきました。「日本だよ」と言うと「良いね!日本大好き!!キッチン入りなよ!もっと近くで写真撮りなよ!!」とグイグイ (笑)

詐欺か?と身構えるほどフレンドリーなのでびっくりしちゃうのですが、やたら日本が好きなのはトルコ人あるある。満面の笑みがとても素敵です。 

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そして出来上がったShawarmaは、オーストラリアで食べていたケバブと一緒!!

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これだ!これが食べたかったやつだ。
久しぶりの味で感動! でも、お腹がいっぱいすぎて苦しい・・・。

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