夏至祭 – 魔女を焼くイベント
近所の自然公園に生えているニラを採りに行った時なのですが、なんだか変な感じで木の周りに枝が立てかけられているのを見つけました。
日本でみかける「こも巻き」みたいな虫除け?とも思ったのですが、雑に立てかけらているので虫除けにはなっていなさそう・・・。(↓が、日本のこも巻き)
なんだか良くわからなかったのですが、数日後にまた同じものを発見!今度は、オーフス大学のキャンパス内の公園の中。
いったいなんだろうと思っていたら、KIN-BALLの友達が教えてくれて、やっと謎が解けました。
なんとっ!!
来週の火曜日に魔女を焼くらしいです
え?魔女狩り?! と思ったら、どうやら藁でつくった魔女の人形を焼くらしい。
でも、魔女を焼くというよりも、みんなでキャンプファイヤーを囲み、ソーセージとビールと共にのんびりするイベントだそうです。(ちなみに、魔女はキャンプファイヤーで焼いて、ソーセージは別のBBQで焼くらしい 笑)
このお祭り、デンマーク語ではSankthansften、英語ではMidsummer Festivalと言われています。
あれ?そういえば Midsummer って、聞いたことがあるゾ。
確か、僕が好きなムーミンシリーズの「ムーミン谷の夏まつり」の英語タイトルがMidsummerじゃなかったっけ?と思いながら電子版を探してみるとありました!
Moominsummer Madness (English Edition)www.amazon.co.jp
正確には、Moominsummer Madness。ちょっと、記憶違いでしたが、パラパラとめくっとみると、まさに「6月のムーミン谷」のエピソード!
しかも、森の住人達が Midsummer の焚き火をしているところを、ムーミンとフローレン(スノークのお嬢さん)が見つけて、『今日がMidsummer Eveだったことを忘れてた』とつぶやくセリフまでありました。(さらに、挿絵付き!)
ついでに言うと『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』でも、最初にムーミン谷の住人たちが、大きな焚火を楽しむシーンがあります。
ムーミンの中で感じたあのお祭り気分は、Midsummer Festivalという北欧の文化的な背景があったのかぁ。なんだか子供の頃の記憶が、ふっとしたきっかけでつながって、とってもスッキリ!!
なんだか来週の「魔女焼き」が楽しみ!
またレポートしまーす♪
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