
寝室にまさかのアサシン侵入 -デンマークの夜に起きた痛いプチ事件
※ 虫の写真が登場します。苦手な方はご注意くださいませ。
先日、歯を磨いてパジャマに着替え、「お〜、愛しのマイ布団〜」と言いながらベッドにごろん〜。
もう5月とはいえ、デンマークの夜の気温は10度前後で、ちょっと肌寒く感じます。
だから、お布団の中の温もりはとても心地よい。
「今日も疲れたなぁ。明日も頑張ろ〜」
と、ウトウトし始めた・・・、その時!
右手親指の付け根にズキっ〜〜〜!!!!
えっ? なんか痛い。めっちゃ痛い。親指の付け根がめちゃくちゃイタイッ!
なっ、なに、この痛み? えっ、もしかして痛風ってやつ??(日本にいた時、健康診断で尿酸値が高めに出ていたので、ちょっとビビってます)
嫌な予感がよぎる中、慌てて手を布団から出そうとしたら、指先に何か小粒で硬いものに触れました。。
その瞬間!
再び、ずきっっっっ!!!!
今度は膝の裏に、ピンポイントな強烈な痛み!
こ、これは・・・間違いない!
「やばいっ! 何かに刺されたっ。ベッドに何かいる!!」
僕が突然叫んでベッドから飛び出したので、ウトウトしていた奥さんも「えっ? えっ? 何があったの?」とびっくり。
すぐに電気をつけて、「何かに刺された気がする。ここがめっちゃ痛いんだけど・・・」と膝の裏を奥さんに見せると、
「えっ!なんか腫れてるっ! えっ、ふらふらしない? 大丈夫?」と動揺。
僕も動揺しつつ、ベッドをよ〜く見てみると・・・
なんか変なのがいるっ😱
びっくりしながらも、近くにあったプラスチックの容器でとりあえず捕獲。

うわー、なんだこれ。
よく分からないけど、とりあえず写真をChatGPT先生に送りつけてみると・・・
「それは、Assassin Bugのようですね!」
と、すぐに解析。
さすが、ChatGPT ぼやけた写真から判断するとは、すげー。
って言うか、“アサシンバグ”? 直訳すると暗殺虫??
なんか、やばそうな名前だけど、毒はない?めっちゃ痛いんだけど。
「名前は怖そうですが、デンマークでは毒を持つ種類は確認されておらず、病気を媒介する心配もありません。通常は屋外に生息しており、屋内で繁殖することは考えにくいです。今回は窓から偶然侵入したのかもしれませんね。痛みはしばらくすれば引くと思われます。応急処置の方法もご希望であればご紹介しますよ。」
おおお、なるほど……さすがChatGPT。
あ、じゃあ、ぜひ応急処置もお願いします!
なんてやり取りをしているうちに、確かに痛みも和らいできました。
僕も奥さんも少し落ち着いたので、念のためベッドの中や周辺をしっかりチェック。
大丈夫! 他にはいないことを確認して、再びベッドに戻った時には夜中の1時を過ぎていました。
***
そして翌日、「びっくりしたよ〜」と、会社のデンマーク人の同僚たちに写真を見せながら話すと、
「あら、これうちの庭でよく見かけるわよ。噛むことがあるって聞いたことあるけど、そんなに痛いんだね〜。かわいそうに(笑)」
と、ケタケタ笑われてしまいました。
彼女曰く、「デンマークには怖い毒を持つ生き物はいないから!You’ll be fine!」とのこと。
まぁ、確かに昔住んでいたオーストラリアとは違って、危険な生き物がいない国ではあるけど・・・
でも、いきなり刺されるのは、やっぱり痛いっ!!
Assassin Bug、どうやら庭にいることが多いそうなので、皆さんもご注意を!