デンマーク人の時間感覚とデンマーク語の時刻

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奥さんの大学院留学に帯同するため、会社を辞め、デンマーク第2の都市オーフスに住んでいるひぐちです。

僕は1日の終わりにnoteを書いているので、デンマーク時間の夜中に記事を投稿するのが日課になっています。日本との時差は8時間なので、夜に投稿するとちょうど日本の朝に投稿する感じになっています。なので、今日はデンマーク人の時間感覚とデンマーク語の時刻について紹介しようと思います!(ちょっと導入が強引です。すみません・・・)

デンマーク人は遅刻しない

時間に関しては、デンマークと日本は同じ感覚を持っているようです。

デンマークにおいて時間を守ることは基本的な礼儀・常識とされているので、プライベートでも仕事でも「待たされる」ことはあまりありません。

また、約束した時間への遅刻はデンマークではかなりNGのようです。そのため、デンマークに来た際は「デンマーク人の時間の約束は絶対だから遅れちゃダメだよ!」と、色々なオリエンテーションで念押しされました。日本人やドイツ人はなんとかなると思うのですが、時間に大らかな国から来ている留学生にとってはちょっと辛そうです 笑。

ちなみに、今まで住んだことがある国で比較すると、 オーストラリアは30分ぐらい遅れても「間に合った」と堂々と言える大らか(?)な国、アメリカは時間を守る人と守らない人が色々混ざっている多様性のある国、と捉えています。ちょっと偏見かもしれませんが、↓のような感じかなぁと思います。

個人的に思う時間の正確性

← 時間にきっちし    時間に大らか→
日本≒デンマーク > アメリカ(人に依る) > オーストラリア

デンマーク語の時刻は難しい

そうそう、デンマーク人と「9時半」で待ち合わせした時には、「9時30分だよね?」と言い換えて、念押しをした方が良いです。

デンマーク語の時刻の言い方は日本や英語とかなり異なっていて、ややこしいからです。

例えばですが、8時10分は 「8時から10分後」 という言い方をします。一方で8時50分は「9時まであと10分」と言います。 正確にいうと8時から8時半までは、「8時からXX分後」なのですが、8時半以降は「9時まであとXX分」という言い方に切り替わるのです!

時間

そして英語にした時に誤解を生みやすいのが、8時半の言い方です。

8時半を指す時はデンマーク語で “Halv Ni” と言います。Halvが半、Niが9 なので、日本語だと「9時半」のように聞こえますが、「9時まであと半分」という8時半を指しています。

ね、ややこしいでしょ?

なので、もしデンマーク人が英語で “Half Nine” と言った場合は、デンマーク人の感覚で”Half to Nine” (8時半) なのか、英語の感覚で “Half past Nine” (9時半) なのかかなり微妙です。これを間違えると、時間に細かいデンマーク人を1時間待たせることになってしまうので、要注意です!

しかし、こんな難しい時刻の言い方でよく時間を守れるなぁ、デンマーク人。。。

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