クリスマスランチ(Julefrokost)🇩🇰は、ただの昼食会ではなかった話

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ありがたいことに、25日・26日と2日連続で、デンマーク人のお友達からJulefrokost に招待いただきました!

Jule はクリスマス、frokost は昼食ランチなので、直訳すると「クリスマス・ランチ」もしくはクリスマス昼食会。

ランチと呼ばれるだけあって、両方とも「お昼過ぎにきてね〜」とのこと。
そこで、事前にオーフス市内の検査場で抗体検査を受けて陰性結果を確認してから、ご自宅をピンポ〜ン♪

名前はクリスマス・ランチだし、開始時間はお昼過ぎ。なので「終わるのは5時とか6時くらいかなぁ」と奥さんと話していたいのですが・・・

まったくの見当ハズレ!

帰宅したのは2日連続で深夜過ぎ?!

なんと両日とも、12時間弱も連続で飲み食いしながら、お喋りを楽しむという長丁場なイベント。

例えて言うならば、ランチだと思って行ったら、3時のティータイム、夕方のディナー、その後の2次会と3次会まで行ってしまい、帰宅時間は深夜を過ぎた・・・という感じでしょうか🤣

ちなみに、正式なJulefrokostはクリスマスイブの24日に家族と楽しむのが一般的で、そこではかなり伝統的なメニューが並ぶそう。

一方、25日や26日に行うJulefrokostはどちらかというと親しい友人を招いて、カジュアルな形を楽しむのが多いようです。そのため、食卓に並ぶメニューはクリスマスの定番ではあるものの、少しカジュアルな形になるようです。

25日のJulefrokost

こちらが25日に訪れたデンマーク人&香港系カナダ人カップルのjulefrokostの様子。

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ライ麦パンの上に好きな食材を乗せて食べるSmørrebrød(オープンサンドイッチ)というメニューなのですが、食卓に並んでいる食材は、

  • ローストポークのflæskesteg
  • デンマーク版ミニハンバーグのfrikadeller
  • デンマーク特産ハムのRullepølse
  • カレー風味のタレに絡めた酢漬けニシンのKarrysild
  • ベーコンを添えたレバーペーストのleverpostej
    などなど

そして重要なのは、ショットグラスに度々注がれる「シュナップス」。

アルコール度数が高い蒸留酒で、ウォッカのように一気に飲み干すと、アルコールで喉が焼けつつも、フワッと不思議な香りが口に広がります。

これらを飲み食いしながら、色々なお喋りをすること12時間。
長く居座りすぎたんじゃないかと心配しましたが、それが普通なようでした。

26日のJulefrokost

そして26日に訪れたのはデンマーク人家族のご自宅。

こちらではコース式になっていて、メニューは👇の通りでした。

  1. 我が家から持参した巻き寿司
  2. オープンサンドイッチ(Smørrebrød)
  3. クリスマスクッキーでコーヒタイム
  4. ローストポークのハンバーガー (Flæskesteg sandwich)
  5. 我が家から持参したショートケーキ

ちなみに息子さんのF君。お母さんからこのメニューを聞いた瞬間に「Oh my god!」というぐらいものすごい量だったのですが・・・

現在、僕は満腹するぎるお腹をさすりつつ「Oh my god!」と言いながらnoteを書いています💦

オープンサンドイッチ(Smørrebrød)のメニューに並んだのは👇なので、前日に並んだメニューと似ているものの、ちょっと違う。

  • ベーコンとマシュルームを添えたレバーペーストのleverpostej
  • ローストビーフ
  • 魚のフライ
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オープンサンドイッチでお腹がいっぱいになったところで、リビングに場所を移し、クリスマスクッキーでコーヒタイム。バニラ風味が美味しかった!

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不思議なもので、おしゃべりをしているとちょっとお腹が空いてきたので、そこでメインディッシュのローストポークのハンバーガー!

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ちなみにこのローストポークのハンバーガーは、いわゆるB級X’mas グルメ。昨年もいただき、👇のnoteで紹介しているのでぜひご覧ください。

ローストポークのハンバーガーを食べ終わった後には、再びコーヒータイムがあり、そこでデザートのケーキ。

もちろん食事を楽しみながら、色々なおしゃべりをするので、いつの間にかすでに夜の11時半😅

またもや長く居座りすぎたんじゃないかと心配しましたが、やっぱり普通なよう・・・。

Julefrokostはクリスマスランチではない

2日連続でJulefrokostを体験してわかったのは、Julefrokostをクリスマスランチと訳すのは間違いだということ。

確かにお昼ご飯(frokost)から始まるのだけど、本当は「お昼から深夜までおしゃべりを楽しみながら飲み食いを続けるクリスマス食事&飲み会」。

そして「お喋りを楽しみながら・・・」というところがデンマーク人には重要なところなのかなぁと感じました。なぜかというと、それがいわゆる「ヒュッゲな時間」を構成するキーパーツだから。

たからこそ12時間という長丁場が、あっ!という間に楽しく過ぎてしまうのだと思います。

ただ、12時間の飲み食いはヤバ。本当にお腹がいっぱいすぎて辛いもの・・・>_<

立て続けに予定がありましたが、明日はようやく何も予定がありません。明日はしっかり寝て、休肝日にして胃と体調を整えようと思います!

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  1. ピンバック: クリスマスが終わった後の ツリー🎄の行く末 - Living in Denmark

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