
デンマークのRamen Noodles が 実は”そうめん” だった件
いつからでしょうか?
日本のラーメンが海外で人気を集め始めたのは・・・🤔
少し前、オーストラリアやアメリカに住んでいた頃には、正直そこまでラーメンが「市民権」を得ていた印象はありませんでした。
でも最近では、「ラーメン=日本の代表的な料理」として知られるようになってきたな、ヒシヒシと感じます。
と言うのも、こちらで出会うデンマーク人や外国人と話をしていると、
「ラーメンの作り方を教えて!」
「オーフスで一番美味しいラーメン屋さんはどれ?」
といった質問が高確率で登場するからです。
正直、僕的には「いやいや、そもそもラーメンは自宅でイチから作るものじゃないから・・・😅」と思っていたりするので、「ラーメンと言っても、スープや麺の種類がバラエティ豊かなんだよ。お店だけじゃなくて、地域によってもスタイルの違いがあるから、本当のラーメンを食べるなら日本に行くのがオススメっ!」っと話題をさりげなく変えるようにしています。
とはいえ、「作ってみたい!」という声が多いのも事実。
そのせいか、最近はスーパーの棚にも“ラーメン用”の食材が並ぶようになってきました。
そのひとつが、奥さんがSuper Burgsen というスーパーで見つけた「Ramen Noodles」!!

Super BurgsenはCoop系列のスーパーです
以前、「日本食材が増えたきた! 🇩🇰デンマークのスーパーの小さな変化」という記事を書いたことがありますが、なんとラーメン用の麺まで取り扱うようになったのかぁ〜と感心。
ところが、パッケージを手に取り確認していた奥さんが、一言。
「これ、そうめんっぽくない?」
・・・えっ、そうなの?
「だって、原材料が”小麦”と”塩”だけだもん(笑)
それにこの麺の細さは、そうめんじゃない?」
おー、言われてみれば確かに麺の見た目が白。中華麺の黄色っぽさがない〜。
これはもう、実際に食べて確かめてみるしかない!
というわけで、その日の晩ごはんは“そうめん”に決定。
***
改めてパッケージの写真を見ると、麺の束ね方が「そうめん」そのもの。

原材料欄を見ても「Hvedemel(小麦粉)」と「Salt(塩)」のみ。(中華麺の場合は、小麦と塩に加えて「かん水」というものが使われているそうです)

さて、たっぷりのお湯で茹で始めてみると・・・その姿はもう完全に“そうめん”そのもの!

パッケージには「茹で時間4〜5分」とありましたが、この細さで4分はないでしょ〜😆
案の定、味見しながら調整したら「1分20秒」でベストな茹で加減に。
すぐに冷水で締めて、薬味を準備して、濃縮めんつゆを作ると・・・
じゃーん!
完璧な”そうめん”の出来上がり〜

早速、食べてみると・・・
うまいっ、マジそうめんっ!!
ラーメンとして使ったらガッカリするかもしれませんが、そうめんとして食べるなら全然アリ。
ちなみに、気になる価格は250g で15kr (約330円)。
アジア食材店の日本製そうめんが20〜25kr (約450〜550円) なので、それよりはお得な感じです。
味も悪くないし、近所のスーパーで手に入る手軽さを考慮するならば、これはこれで“掘り出し物”と言えるかもっ。
でも。。。
デンマーク人の皆さんは、きっとこの麺を「ラーメン」として使っちゃうんだろうなぁ・・・。
フクザツだけど、やっぱり本当に美味しいラーメンは日本で味わうのが一番だと思うな。