「魚」がウリの新北欧料理が味わえるレストラン
先日のnoteでちょこっと紹介しましたが、オーストラリア人の旧友が突然の出張でオーフスに訪れてくれました。
そこで一緒にご飯を食べるのに選んだレストランは、我が家の近所で昨年オープンした新北欧料理スタイルの「REEL」!
RESTAURANT REEL – REELBOOK BORD SE MENU Højt niveau – bundreel oplevelse Reel betydrestaurantreel.dk
外から見える店内のテーブルはいつも満席なのでちょっと気になっていたこともありますが、よくよく調べてみたら、僕が勤めている会社の元同僚の彼氏さんパートナーが創業シェフということも分かって俄然行きたくなってみた。
念の為、オーストラリアから来た友達に「ここはどう?」って聞いてみると・・・
I don’t know much about New Nordic food so let’s do that.
(新北欧料理って知らないから、そこが良い)
わーい!! REELにレッツゴー!
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さて、以前「評判の新北欧料理と話題のオレンジワインを初体験!」で紹介したKOLOも新北欧料理でしたが、KOLOは野菜や果物といった地元の食材をたっぷり使った料理がメインでした。
一方、REELは「魚料理」がウリ。
欧米で魚というと、Tuna、Salmon、そしてCodぐらいしか出てこないことが多いのですが、REELではそういう魚はなく、メニューには見慣れない魚ばかり。
店員さんから英語メニューをいただいたのですが、「英語でもまったく何かわからない🤣」(by 僕の友達) ぐらいです (笑)
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それでは、ここからは写真でご紹介〜
まず、前菜でいただいたのは「柚子胡椒風味のホタテの根セロリサンド」
根セロリは「セルリアック」というセロリのような風味があるデカい球根。こちらのスーパーでは必ず見かける食材で、通常はオーブンで焼いて副菜として食べることが多いよう。この前菜では薄くスライスした根セロリでホタテを挟んでいます。
そして驚きは、日本の柚子胡椒が風味付けに使われていることっ!
新北欧料理の多くはフレンチスタイルがベースですが、他の国の料理スタイルも取り入れていることが多く、REELではフレンチスタイルに和食調味料を組み合わせているようです。
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そして続いて登場したのは「パイクパーチとエルサレムアーティチョークにスグリと鰹節を添えて」
カタカナばかりで申し訳ないのですが・・・💦 パイクパーチは別名ザンダーとも呼ばれる白身の淡水魚。そして、エルサレムアーティチョークは「きくいも」という球根だそうです。ソースに使われているのは「スグリ」という果物です。
菊芋は日本でも売られているそうですが、パイクパーチやスグリは日本では珍しい食材かも。
そして面白いのが、ここで登場する日本食材!!なんと、日本料理には欠かせないKatsuobushi が北欧食材とマリアージュです♪
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ここでちょっとお肉が登場〜。フランスで食べられているという「牛肉のタルタル」。いわゆるフランス版のユッケと言われるように生の牛肉です。
牛肉の上に乗せているのは、パリッと揚げたケール。
日本でのケールは「まずい!もう一杯!」のCMでおなじみの青汁に含まれている野菜のイメージですが、北欧ではサラダなどに日常的に食されているお野菜です。
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ここからはメインディッシュのお魚です。
僕の友達と奥さんがチョイスしたのは「ROKKEVINGE」という白身魚の料理。
ウェイターさんの説明では、ヒレに近い部分しか食べられない魚とのこと。
僕も奥さんもハテナ🤔 となったのですが、改めて調べたら多分「エイ」だと思います〜。おっ、なるほど、エイヒレか!
そして僕が選んだのは「Monkfish」つまりアンコウです♪
日本人的にはあん肝を味わいたい気分ですが、アンコウの白身が程よくグリルされていました。一緒に添えてあるのは、酢漬けにした玉ねぎをお椀にしたエリンギ的な肉厚キノコ。
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少ないように見えますが、ここまででかなりお腹いっぱい。
塩を効かせて食材の味を引き出す新北欧料理、意外に魚料理との相性が良いのかもっ!それにスーパーで見かけない魚の料理が味わえたのがなかなか良かったです🤤
強いて言うと、柚子胡椒や鰹節のような繊細な味が塩味で隠れてしまった気がしますが、それは日本人の味覚だから細かいのかもしれません。
本当はデザートも試したかったのですが、我が家が近所なので、場所を自宅に移して食後のお茶とデザート♪
食事も良かったですが、やっぱり旧来の友達とのおしゃべりは格別に良いですね!