
ロスキルだけじゃない!のんびり派におすすめな地元の音楽フェス
デンマークもようやく春らしい陽気に包まれるようになりました!
冷たい風と厚手のコートが手放せなかった4月前半とは打って変わって、最近では上着を着ていると暑く感じるほど。
しかも日が沈むのは夜9時。
まさに北欧の“最高の季節”の到来です!☀️
この心地よい季節はおよそ9月上旬まで続きますが、同時にデンマークでは「サマーフェスティバル(音楽フェス)」シーズンでもあります。
目次
有名フェスももちろんアツい!
特に有名なのは、北欧最大級とも言われる Roskilde Festival(ロスキレ・フェスティバル)。
コペンハーゲンから電車で30分ほどの街・ロスキレで毎年6月末~7月に開催され、なんと13万人が訪れるビッグイベントです。
有名アーティストの出演も多く、日本のアーティストが参加したことも。
もちろん、オーフス周辺で開催されるフェスで言うと、NorthSide Festival やSmukfest が有名です。
デンマーク五大フェス🎵
僕のイメージで作った独断と偏見のデンマーク五大フェスティバルは👇
- Roskilde Festival(ロスキレ):6月末/ロスキレ
- Tinderbox(ティンダーボックス):6月下旬/オーデンセ
- NorthSide Festival(ノースサイド):7月初旬/オーフス
- Grøn Concert(グルン):7月下旬/複数都市巡回型
- Smukfest(スムックフェスト):8月上旬/スカナボー
また、テーマ特化型のフェスティバルも結構あります。
- SPOT Festival(スポット):北欧の新進気鋭アーティスト/5月初旬@オーフス
- Distortion(ディストーション):パーティー・テクノ系/6月初旬@コペ
- Copenhell(コペンヘル):ヘビーメタル系/6月中旬@コペン
- Copenhagen Jazz Festival:ジャズ/7月初旬@コペン
でも…チケット代、高くない?
ところが、これらの規模の大きい音楽フェスティバルはチケット代が結構高い。
例えば・・・
- ロスキレの1日券:1,330クローネ(約30,000円)
- スムックフェストの通し券(8日間):3,500クローネ(約77,000円)
かなり本気の価格帯です。
もちろん、イベントスタッフのボランティアとして参加すれば無料で楽しむこともできるのですが、社会人にとってはなかなかハードルが高い…。
さらに、人の多さや野外テントでの宿泊など、体力とフェス愛がないと正直しんどい部分もあります😅
ローカルフェスが心地いい!
ということで、僕のオススメはマイナーでローカルな音楽フェスティバル。
チケット代が安かったり、無料のものも多いので気軽に参加できます。
終わったらすぐ帰れるのもありがたい。
でも雰囲気は「ヒュッゲ+ヒッピー」な感じで、ローカル感がむしろ心地いいんです。
① Gemini Festival(ジェミニ・フェスティバル)
オーフス郊外の元農場で開催される手作りフェス。
インディーズバンド中心で有名アーティストはいませんが、雰囲気の良さは抜群!
- 時期:8月頃 / オーフス
- チケット:75クローネ(約1,700円)
- ごろ寝OK・ご飯持参OK・キャンプOK
- 夜中1時を過ぎても音楽が鳴り響くアットホーム感
② Stella Polaris(ステラ・ポラリス)
単日のイベントなので、フェスティバルというよりコンサートのような建て付けですが、こちらはなんと入場無料!
毎年8月に1日限定で、コペンハーゲンやオーフスの公園で開催されます。
ピクニック気分でふらっと行けるのが魅力。
ちなみに2025年も、8月16日にVennelysparken (オーフス大学近くの公園)で開催予定だそうです。
- 時期:8月頃 / 複数都市巡回型
- チケット:無料
- 家族や友達とのピクニックついでの参加がオススメ
③ SPOT Festival の前夜祭ライブ
この記事執筆中の今、ちょうどオーフスで開催されている SPOT Festival。
こういったメジャーな音楽フェスティバルが、前夜祭や宣伝の一環で無料ライブを開いてくれることも。
👇もその一つで、SPOT Festival の前夜祭として、無料ライブがありました。
オーフス市のシンボル、オーフス大聖堂の前の広場にステージを設置してのライブ演奏。天気も良かったので、気持ちよかった〜!
実はそのステージに立っていたバンド、ギタリストが僕の友人のシェアメイト!
オーフス出身のロックバンドとして若者の人気を集めているらしく、新進気鋭のアーティストが集まるSPOT Festival のオープニングコンサートに選ばれたそうですよ。
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もし夏にデンマークを訪れるなら、有名フェスだけでなく、ローカルな音楽フェスをのぞいてみるのもおすすめです。
そこには、デンマーク人の「ヒュッゲ」な楽しみ方が詰まっているかも!