デジタルだからサクサク終わるワクチン接種

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やっぱり肩が痛いなぁ。

実は昨日、1回目のワクチン接種を受けてきたのですが、筋肉痛のように左肩が痛い😅  でも、発熱や頭痛などの副反応はないので、筋肉痛程度なら特に問題なさそうですね。

デンマークのワクチン接種の実録レポート

さて、以前「NemIDで簡単に予約できちゃうワクチン接種」でも紹介した通り、僕の予約は朝10時半でした。

接種会場は自宅から徒歩15分で行ける場所だったので、朝のチームミーティングはリモートで参加した後に、のんびりとお家を出発です。

接種会場は、オーフス湾にあるフェリー乗り場に作られた仮設会場。朝の時間帯は人気なようで、徒歩・自転車・車でたくさんの人が会場に向かっていました。

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案内係のおじさんに言われるがままに埠頭の奥にいくと、

うわっ!結構並んでる・・・。

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でも、動きはとても早くて10分も経たないうちに、会場の入り口が見えてきました! 

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会場に入ると、1回目の接種か2回目の接種か聞かれ、「First vaccine」と答えると質問表を渡されました。

表がデンマーク語、裏が英語になっているのですが、すべてにNoにならないと接種はできないそう。

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うんっ!大丈夫!全部No!

さて、そのまま流れに乗って歩いていくと、小部屋がたくさんある廊下に通され、「11番ブースの前の椅子で待ってね!」と言われました。

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でも、座ったのは束の間、すぐに部屋の中のお医者さんに呼ばれてしまいました。早っ。

中に入ると、先生に「保険証をスキャンしてね」と言われるので、通称Yellow Cardをピッとスキャン。

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すると、タブレットの画面を確認しながら、「ワクチン、1回目ですね〜。質問表は確認しましたか?」と聞かれました。

「はい!全部NOです!」と元気よく返事すると・・・

「Perfect!!今回のワクチンですが・・・」と、簡単なワクチンの紹介と注意事項を説明してくれました。

ふむふむ、注射の後は15分ほど待合室で様子を見て、問題なかったら帰っていいんだね。了解です👍

そしていよいよ注射!

「写真撮っても良い?」と聞いたら、「Of course!」と言ってくれたので、セルフィーしちゃいました。(ちなみに、昨夜の🇩🇰vs🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿のサッカー試合を応援するために赤のユニフォームを着てました!)

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注射が終わった後は、ガーゼをペタッと貼ってくれたのですが、絆創膏じゃないからみょうにデカっ!!

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さて、注射の後は待合室で、ぼぉ〜〜〜と15分待機。

看護師さんが巡回しているので、アナフィラキーショックのような事態があればすぐに駆けつけてくれるようでした。

でも問題がなければ、15分経過後に勝手に帰ってOKという流れ。特に何かチェックされるわけではありません😅

ちなみに僕は念のために20分ほど待合室に滞在しました。幸い、違和感は感じなかったので、そのまま会社へレッツゴー!

日本のワクチン接種会場との比較

日本のワクチン接種はどんな感じなのかなぁと思って、YouTubeで検索してみたら、久留米市の集団接種会場の説明動画を発見(とても分かりやすい!)

大きな流れはあまり変わらないのですが、明らかに違う点がちらほら。

違い① 「紙」がない!

久留米市の動画を見ると、あらゆるところで紙が出てきます。受付では紙のクーポンが登場。予診票・問診票も紙なので用紙記入台も登場します。そして最後は2回目のワクチン接種のためのクーポンが渡されるという流れ。

一方、デンマークでは「紙に何か書く」ということがまったくありません。すべての情報がデジタル管理され、マイナンバーに紐づいているので、健康保険証をスキャンすれば必要な情報がすぐに確認できるようになっているので、わざわざ書類を確認したり、問診票を記入したりしなくても大丈夫。

なお、配布物として事前質問表を配られましたが、実はそれもQRコードからGoogle Docで閲覧できるようになっていました。

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デジタルデンマークの良いところは、紙の書類を確認する受付時間や、書類に記入するための段取りが必要ない点。

行列は長く見えますが、サクサク前に進むので、最後の待機時間も含めて35分で終わってしまいました。

ちなみに、接種証明はデジタルアプリの「Corona Pass」で確認ができるので、こちらも書類は必要ありません。

違い② 「人」少なっ!

久留米市の動画を見ると、職員やスタッフの方がとても多いように見えました。

今回僕が会場であった職員は、👇の7人だけ。(実際はもっとたくさん職員がいると思いますが、実際に会ったのはこの7人だけでした)

・駐車場で道案内している人 – 2名
・入口で事前確認表を配っている人 – 1名
・注射を受ける小部屋に受診者を振り分ける人 – 2名
・お医者さん – 1名
・待機部屋で巡回している看護士さん – 1名

久留米市の動画を見ると、受付の時点ですでに7人を超えている気がする 😅

人口が違うからかなぁと思ったのですが、オーフスの人口は35万人で、久留米市は30万人。ほとんど一緒だ・・・。

きっと日本の方が、手厚くて、決め細やかに案内してくれるのだと思いますが、その分トータルの人件費は高いのかもしれません。(注: デンマークは一人当たりの人件費が高いので、もしかしたらトータルコストは日本と変わらないかもしれませんが・・・)

違い③ 検温しません

日本は検温チェックが徹底されていて安心感がありますね。

実はデンマークでは、検温チェックはほぼ皆無。見たことがありません😅

その代わりに👇の記事で紹介したように無料で抗体検査・PCR検査ができるようになっています。もちろん結果は政府公式のデジタルアプリ「Corona Pass」で確認できるので、アプリの結果を見せればOKな仕組み。体温ではなく、ちゃんとした検査で確認すべき!というデンマークらしい合理的な判断なのだと思います。

https://note.com/embed/notes/n034ba9613405

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さてさて、2回目のワクチン接種は、1ヶ月後の8月11日。

早く2回目も受けたいなぁ〜

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