気軽なコロナ検査は、心理的な安心につながるかもっ!という話

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デンマークは3月1日からロックダウン規制をちょっとだけ緩和。

12月から閉鎖していた小売店の営業をOKにしたので、オーフスの目抜き通りはセールで賑やかになりました!(ただし、飲食店は引き続き営業できず、持ち帰りしか許されていません)

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そして今日、僕は3ヶ月ぶりに会社に出社しました!!

まだリモートワークが推奨されていますが、オフィスに出社するのもOKとなったので、久しぶりに会社で打ち合わせしようよっ! ということになったからです。

あまりにも久しぶりの出社だったので、靴下を履いて、腕時計をつけて、鍵を探して・・・と朝からバタバタ💦 出社するってこんなに大変?! そう思いながら、いきなり遅刻しそうでした (笑)

ちなみにこちら👇は、オフィスにある黒板。Welcome Backのメッセージがありました♪

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デンマーク政府の案内では、オフィスに出社する場合は週1回のコロナ検査が推奨されています。そのため、僕の会社でも出社前の事前コロナ検査を受けるよう案内がされています。

そんなわけで、またまた抗原検査に行ってきました〜! 

昨年12月から、抗原検査x1回、PCR検査x2回を受けているのでこれで4回目です (笑)  (以前受診した時のnoteはこちら→ 鼻をグリグリされた話 と 仕事を抜けだして公園散策

さて、抗原検査の場合は予約なし&無料で検査を受けられるのでとっても気軽。

ちなみに、オーフスでは中央駅裏にあるパーティ用のイベント会場が検査場。バーがあってちょっと違和感がありますが、おしゃれな場所です。

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ちょっとびっくりしたのですが、3ヶ月前に受診した時よりも手続きが簡素化され、検査方法も進化してました😲

検査場の受付で健康保険証(通称Yellow Card)を見せて、電話番号を伝えると、すぐにSMSで検査結果を確認するためのURLが送られてきました。30分後にそのURLにアクセスすれば結果が確認できるとのこと。

ほー、このURLシステムは新しい。
それに、受付の段階で電話番号が正しいことを確認できるのも良いですね

そして、検査キットを手渡されるので、それを持って検査ブースへ。

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この検査キットも進化しているそうで、イギリスで発生した新種コロナも検知できるそう。

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検査ブースに行くと、前回同様に鼻に綿棒を突っ込まれ、グリグリとされます。

前回の検査では、片方の鼻に綿棒を突っ込んで5〜10秒ほどグリグリとされたのですが、今回はなぜか両方の鼻に15秒ほどグリグリとのこと。

かなり奥まで綿棒を突っ込まれて泣くほど痛かった記憶があったので、両方?! しかも15秒?! と衝撃を受けたのですが、今回はさほど奥まで突っ込まれず、かなりマイルド (ほっ)

受付から検査までトータル15分もかからず終了なのであっという間でした。

そして自宅への帰り道でウェブシステムを確認するともう結果が出てました。
もちろん、無事に陰性でした〜!!(なので予定通り会社に出社できました✌️)

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ちなみに、オーフス市の検査センターは朝8時から夜8時まで開いています。

だから、出社前に立ち寄って検査を受けるのもOK。
土日も開いているので、友達の家に遊びに行く前に検査を受けるのもOK。

何度でも無料だし、すぐに結果がわかるので、陰性なら安心して出社できます。そして安心して友達と会うこともできます。

もちろん検査結果は100%ではないですし、マスクや消毒といった予防措置は引き続きとても重要です。

ですが「自分が陰性」と分かることは、「知らないうちに感染して、他の人にうつしてしまうという心配が和らぐ」という心理的な安心感があることが分かりました。

ハメを外すのは良くないですが、出社したり、ちょっと友達と会う「普通なこと」を気楽にできるのは、何度でも受けられる無料検査のおかげかもっ!

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一方、先日の日経新聞で、日本でのコロナ検査数があまり進んでいないことを指摘する記事を見つけました。

コロナ検査、岩盤を壊せ - 日本経済新聞

関東地方が季節外れの暖かさに包まれた2月22日、宇都宮市の中心部に見慣れない特設ブースが現れた。「新型コロナウイルス モニタリング検査」ののぼりの脇にそろいの法被姿の職員が並び、訪れる人たちに資料を見せながら丁寧に説明していた。この「モニタリング検査」は西村康稔経済財政・再生相が打ち出した新しい種類のPCR検査だ。特定のエリアで出歩く人々をランダムに調べ、症状や自覚がないまま暮らしている感染者

コロナ検査、岩盤を壊せ

確かに第1波では検査の精度が悪かったり、良好な患者の来院で病院が逼迫するという負の側面が強かったかもしれません。また、日本はデンマークの20倍以上も人口が多いので、日本で同じような無料検査を実施するのはインフラ・コスト面でも難しいかもしれません。

でも、気軽に検査ができるようになれば、過剰な心配を和らげたり、主観だけに偏ったおかしな自粛警察を沈静化できるかもしれません。

日経新聞の記事でも引用されている通り、手軽なコロナ検査は「一定の条件を満たせば検査がもたらす利益がそのコストを上回り、経済政策としての公共性をもつ」ような気がします。

まぁ、そう言っても感染者数はデンマークの方が多いので、政策的にどちらが正しいのかは判断が難しいですが・・・。

いずれにしろ、これから出社することが多くなるので、定期的に検査を受けないといけなくなりそうです。マイルドになったとはいえ、鼻グリグリは嫌だなぁ。

以上、デンマークの無料&気軽なコロナ検査会場からのレポートでした〜!

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気軽なコロナ検査は、心理的な安心につながるかもっ!という話」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: コロナ禍で、久しぶりに出社したら優勝賞品を貰えた話 - Living in Denmark

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