これはケーキなの? デンマークのアップルケーキ「Æblekage」
今年のデンマークはリンゴが豊作!!
同僚のマリーちゃんのご自宅でも、庭のリンゴの木が大量の実をつけてしまい、お裾分けを頂いたというのは、以前の記事で紹介しました。
そのリンゴで奥さんが作ってくれたのは、リンゴがゴロリと詰まったアップルパイ。
市販のパイシートを使うと簡単に作れます!
後日、その報告をマリーちゃんにすると、「そういえば、ヒロシはデンマークのアップルケーキは食べたことあるのかしら?」と聞かれました。
あれ?そういえばデンマークのアップルケーキって食べたこと無いかも🤔
普通のアップルパイと違うのかな?
そう答えると・・・
「なんてことっ!?食べたことないの?
それなら明日用意するから!!」
と勢いよく作ってくれる約束をいただいちゃいました😆
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そして翌日、マリーちゃんから手渡されたのがこちら〜!
- マリーちゃん自家製のリンゴソース(瓶詰めです)
- マカローナ・クッキー(マカロンのような軽めのクッキー)
- 細かいパン粉(デンマークではRaspと呼ばれています)
- ホイップクリーム用の生クリームパック
・・・って、えっ?材料?自分で作るの???
「デンマークのアップルケーキは、作りたてじゃないと美味しくないの。このクッキーを粉々にして、リンゴソースと重ねてから、最後にホイップクリームを乗せたら完成だからっ👍 」
おおおっ、なるほど!そういうことなのね😅
手順を聞いてみると簡単そうなので、自宅で作ってみました〜。
ミキサーでホイップクリームを用意。ちなみに、デンマークではホイップクリームに砂糖を入れないので甘くないのが普通です。
ワイングラスの中に、リンゴソースを入れてから、砕いたマカローナ・クッキーとパン粉のRaspを投入〜。
Raspはこちらのパン粉なのですが、日本のパン粉に比べるとかなり細かくカリカリしています。しかも、これは砂糖をまぶしたアップルケーキ用のパン粉なので、甘い〜😍
再び、アップルソースを入れて、クッキー、シュガーパン粉を重ね・・・
最後にホイップクリームを乗せたら完成ですっ!
「アップルソースとクッキー&パン粉は層にするだけだから〜」とマリーちゃんからアドバイスをいただいていたので、ちゃんとできました♪
それでは、いただきまーす😋
層を崩して口に運ぶと、バニラ風味のアップルソースがヒヤッ!
そして、直後にシュガーパン粉とクッキーがカリッっ!
冷えたアップルソースはジュレのようですが、ゼリーではないので離乳食のような柔らかさ。そこに、シュガーパン粉とクッキーとカリカリ感が層を成していて、なかなか美味じゃないか!
特にシュガーパン粉のカリカリ感は極粒アラレのようで、なかなか良い👍
マリーちゃん曰く、作ってから時間が経つと、パン粉とクッキーがソースを吸収してボソボソになってしまい、食感が楽しめないそう。
だからこそ自宅で食べる直前に作ることをオススメされたのですが、オーブンを使わずに作れちゃうので結構簡単〜。
僕たちが普通に思っているスポンジケーキとは全然違うけど、デンマークではこれも「ケーキ」なのですね!