デンマークのクリスマス定番料理 ローストポーク「Flæskesteg」に初挑戦!
我が家に、日本からお友達が訪れてくれました!
お友達は日本のトップレベルの国立研究所の研究者で、今回のオーフスは出張目的です。僕らがアメリカに留学している時に出会って、それから長い間ご無沙汰していたのですが、Facebookで「オーフス なう」的な投稿を見つけて、急いでコンタクトしたら久々に会えましたっ!
我が家はオーフス市の郊外にあるので、中心地からはちょっと遠いです(バスで15〜20分ぐらい)。せっかくお越しいただくので、クリスマス・ディナーで食べたデンマーク風ロースト・ポーク「Flæskesteg (フレスケスタイ)」を作ってみることにしました。
実は、デンマーク人のお友達から「塩をかけてオーブンに入れるだけだから、めっちゃ簡単なんだよ!」と言われていたので、前から作ってみたかったのです。
目標はこちら↓。 表面の皮と脂身をカリッと焼き上げるのがポイントだそうです。
「Flæskesteg (フレスケスタイ)」の作り方
ネットで調べたら、確かに言われていた通り、塩をかけてオーブンにいれるだけですが、オーブンの温度調整のタイミングが結構大変・・・。
① 皮付き豚バラ肉を買う(1kgぐらい)
② 皮の部分に5mm間隔で切り込みを入れる
③ 全体に塩をまぶし、皮の部分はカリッとさせるために特に塩をかける(切れ込みの中にも塩をかけるのが重要らしいです)
④ 切れ込みにローリエを適当に差し込む
⑤ オーブンを225℃に余熱し、グリル網の上にお肉を乗っけてオーブンに入れる。この時、グリル網の下にお湯をはったトレイを入れることで油をキャッチしつつ、水蒸気でロースト・ポークの乾燥を防ぎます。
⑥ 15分ほど経過したら、オーブンの温度を200℃に落とします。
⑦ そのまま60分ほど経過したら、皮が焼けるようにオーブンのグリル機能をオンにして、15分待つ。
⑧ オーブンから取り出して、5分ほど置いて荒熱を取ってから、スライスしてお皿に乗っける。
以上!
皮付き豚バラ肉は、デンマークのどのスーパーでも買うことができます。実は、Flæskesteg (フレスケスタイ)用に、予め切れ込みが入っているので、包丁は封を切る時しか必要ありません。
塩を満遍なく塩を振りかけて、ローリエを差し込んだのこちらの状態。
余熱したオーブンにお肉を入れました!
お肉の下には水を張ったトレイをおき、同時にお肉の下に小さいボウルをおきました。肉汁を集めておいて後でソースを作るためです。
途中でジャガイモを投入して、食べる直前の状態です!
ちなみに、このジャガイモにも切れ込みを入れてチーズをまぶしてあるので、ほくほくなポテトとこんがりチーズが美味しい感じです。
集めた肉汁を手鍋に入れて、バターとちょっとの醤油を入れてひと煮立ちさせたらソースの出来上がりです。
そして、Flæskestegをスライスして盛り合わせたのがこちらです!!
若干オーブンの火が強かったのか、少しお肉が硬くなってしまいましたが、皮の部分はカリッと仕上がりました〜!
久々に会うお友達との、ちょっと時期外れのデンマーク風クリスマス・ディナーは、お友達の先進的な研究テーマの話、奥さんの大学の話、日本とアメリカとデンマークの違いについてのディスカッションなど、とても楽しい夕食会でした!!
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