コペンハーゲンでは見かけない「オーフス発祥のビール “Ceres”」
日清食品さんの「どん兵衛」が東日本と西日本で味を変えているというのは有名な話。
味の嗜好性だけでなく、エスカレーターの立ち位置も関東と関西で異なったりと、東日本と西日本にはちょとした文化の違いがあってなかなか面白いですよね。
そんな東と西の違い、なんと日本よりも小さいデンマークでも同じ現象があったりします。
ざっくり言うと、東のコペンハーゲン(シェラン島)と西のオーフス(ユトランド半島)が比較されやすいのですが、
今日はオーフスにはあるけどコペンハーゲンにない物を紹介です〜。
それがこちらのビール!👇
オーフスならどこのスーパーでも買えるCeresというビール銘柄なのですが、コペンハーゲンではあまり見かけません。
なぜかというとCeres はオーフス発祥の地元ビールメーカー。
1856年に創業し、2008年までオーフス市内でビールを作っていました・・・。
残念ながら過去形の表現になっている理由は、2008年に別のビールメーカーに吸収され、オーフス市内でのビール生産をやめたからです。
当時工場があった場所は、公園・商業・住居が立ち並ぶCeresbyen (Ceres City) という複合型エリアに生まれ変わっています。
ですが、Ceres というブランドは現在も残り、オーフス中心に東ユトランド半島では根強い人気。
特に地元のサッカーチーム「AGF」のメインスポンサーなので、AGFのスタジアムにはどーん!と大きな瓶が飾られてました〜。
もちろん観客席で味わうビールはCeresでカンパーイ🍻
ちなみに、Ceres は日本のビールに近いピルスナータイプ。キリンビールに近い味わいかなぁ。
オーフスのスーパーならどこでも買えるので、オーフスにお越しの際はぜひ試してみてください〜。
(ちなみに、現在流通しているCeresビールはフュン島にある工場で生産されているので、実はオーフスでもユトランド半島でもなかったりするのだけどね😅)
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