デンマークの「雪かき」事情
先日の朝、ベッドから起きて窓に目をやったらびっくり!
窓が真っ白っだったんです!
なんと早朝から雪が降ったようで、めっちゃ積もってる!
以前、👇のブログでも紹介したようにデンマークは北欧なのに、雪が全然降りません。
特にオーフスでは、1〜2日で溶けてしまうぐらいのレベルの雪しか降ったことがないので、こんなにたくさん積もっているのはびっくり!
めっちゃテンションあがる〜〜〜!
***
さて、よーく見ると朝から「道路の雪かき」をしている方を発見。
実は、デンマークの雪かきのルールはとても厳格。
原則、「歩道の雪かきは、その歩道に面している家の家主の義務」というルールなのです。
だから一軒家の持ち家に住んでいれば、家の前の歩道はしっかり雪かきしないといけません。
マンションやアパートを所有していれば、管理組合を介して雪かきの義務を負います。
僕のような賃貸の場合は契約条件によりますが、基本は大家さんの義務、賃貸契約の中で明記されている場合は居住者の義務です。
雪かきの義務を全うしないとどうなるかと言うと・・・
- 市役所からの警告を経て、市役所が代わりに雪かきを行い、実費を請求される
- 警察からの150〜200クローネの罰金(おおよそ3000〜4000円ぐらい)
だそうです。
でも、もっとリスクがあるのは、歩行者が家の前で滑って怪我をしてしまうケース。
この場合、雪かきをしていないかった家主の責任。
怪我をした人の医療費に加えて、その他の損失(怪我のため仕事に行けず収入が減ったなど)を補償する義務が生じちゃうそうなのです。
一方で、雪かきの義務は自宅に面している歩道だけ。
だから、歩道の雪かきはまだら模様になっていることも。
ちなみに、念願のマイホームを買った同僚のJ君、「雪が歩道に積もった」とのことで、仕事を切り上げて少し早めに帰宅。雪かきをするそうです。
家を持つとそんな義務があるのね・・・。
滅多に雪が積もらないといえ、大変だなぁ💦
***
でも、なんだか雪は良いよね。
あたりが真っ白になるし、飲み物を置いておくだけで天然の冷蔵庫♪
今夜の白ワインがすぐに冷えましたヨ(笑)