硬水の国あるある:カルキの除去方法

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以前「本当に水道水が大丈夫な国はどこなのか?」をまとめたnoteでも書きましたが、デンマークの水はと〜〜〜っても硬水!!

一般的に、水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラルが含まれるのですが、このミネラルを多く含んでいる水を「硬水」と呼びます。

せっけんライフさんのウェブサイトによると、デンマークの硬水レベルは 350mg/L (水1リットルに対して、どのくらいのミネラル量が入っているかという指標)。

軟水な日本は50〜60mg/L と言われているそうなので、デンマークの水は日本の6〜7倍も水が硬いということです。(ちなみにエビアンの硬水レベルは約300mg/Lだそうです)

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さて、硬水にはミネラルが多く含まれているので、不足しがちなカルシウムやマグネシウムを摂取できるというメリットがありますが、軟水に慣れている日本人はお腹を壊しやすいとも言われています。

でも、僕はもう慣れてしまったのか、デンマークの水道水を飲んでもお腹を壊した記憶はありません。

それよりもっ!

しぶといカルキに困っています😭

硬水が多いヨーロッパ在住の方なら同じように苦労されているのかと思いますが、硬水を使っているとカルキがすごい。

水が乾燥した後に残るはカルシウムでできたカルキ。

ちょっと油断すると、鍋、グラス、スプーン、フォーク、ナイフ、洗面台、トイレ・・・と、水が存在するところには、いっ〜〜〜〜〜〜ぱい、くっついてしまうのです。

別に体に害があるわけでないのですが、コップについていると口当たりが悪いし、ステンレス食器についていると綺麗じゃないし、鏡にこびりつくと汚く見えてしまう。

そしてここ最近、キッチンの蛇口から出てくる水がまっすぐ出なくなってしまいました。水が広がって出てくるので、洗い物や料理をしていると周りに水が飛んでしまう感じです(汗)

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これはおかしい! 

そう思って、蛇口の水が出てくるパーツを外してみると・・・

ぎゃっ〜〜!!!

きっ、汚い・・・。カルキで穴が半分以上塞がっている🥵

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繰り返し言いますが、カルキは特に害はない(はず)・・・。この家には昨年引っ越してきたのですが、きっと前の住民も綺麗にしていなかったに違いない💦

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そこで取り出したのは、

カルキ掃除の味方「お酢」!!

なんとお酢はカルキの成分を溶かしてくれるのです。ちなみに、デンマーク語でお酢は Eddike。スーパーに行けば掃除用の Eddike が手軽に買うことができます。

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さて、お酢につけること30分。カルキが少し柔らかくなるので、ナイフで付着しているカルキをけずります。

すると・・・

じゃーん! こんなに綺麗になりました!!

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そして、蛇口に装着すると・・・

全然違う!!

めっちゃまっすぐに水が出るようになりました〜〜

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実は、これは序の口なカルキ問題。硬水な国で生活していると、このカルキが色々なところに出没して、見た目を悪くしたり、水を詰まらせたり、服を黄ばませたり、ちょっとした悪さをしていきます。

アンパンマンで出てくる「かびるんるん」の遠い親戚の「かるきんきん」というキャラクターになりそうなぐらいです(すみません、勝手に作りました (笑))。

食器は濡れたままにしない!
キッチンや洗面台などの水回りの水はすぐに拭く!
それでもついてしまったカルキはお酢で溶かして、ナイフで削る!

硬水の国では毎日がカルキとの戦いです・・・

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