ゼリーの食べ方を知らない?!デンマーク人
本日7月4日はアメリカの独立記念日、いわゆるIndependence Dayです。
アメリカ人にとってはとても大事なお祝いの日なので、奥さんのアメリカ人同級生のAちゃんが「Happy Birthday America」というパーティを企画してくれました!
しかも、「 お祝いするならっ」とアメリカのご両親が独立記念日を祝うための食べ物やグッズまで送ってくれたそうで、The American Way でやることに。
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さて、イベントの招待をいただいた際、何気なく「アメリカの飲み会だとJello Shot がよくあるよね〜」とAちゃんに一言。
Jello Shot というのは、お酒を混ぜたゼリー。
ショットグラスに入ったゼリーを一口で食べる(カップゼリーのような感じ?)のですが、お酒が入っているので、食べれば食べるほど酔うカクテルゼリーです。アメリカのパーティでは定番で、甘いからと言ってたくさん食べるとかなり酔っ払ってしまうことも😅
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僕的にただの雑談で言ったつもりだったのですが、とても気に入ったそうで、奥さん経由で「Jello Shot を作って欲しい〜♪」というリクエストがきました。
えっ〜〜〜?!! 僕、作ったことないよ・・・
ただの雑談で何気なく言っただけなのに・・・。それに、Jello Shotを食べてる時って、たいがい酔っているので、味を明確に覚えてないし😅
でも、ネットで調べるとゼリーの素にお酒を混ぜるだけなので、結構簡単そう。
そう思ってゼリーの素を買いにスーパーへと繰り出したのですが・・・
デンマークのスーパーにはゼリーの素がないっ😵
むむむむ! それなら、ゼラチンから作るしかない・・・
というわけで、頑張って作ってみました〜〜
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アメリカ独立記念日ということで、アメリカの国旗に合わせた「青」と「赤」の2種類を作ることに決定!
そこで、「赤」はベリー系のジュースをベースに、ウォッカを混ぜて作ることにしました。
「青」は、青色の飲み物がないので、スプライト系のレモネードに、青の着色料とウォッカを入れて作ることに。
固めるためのゼラチンは「板ゼラチン」。3枚の板ゼラチンで200〜250cc 分のゼリーを固めることができるものです。
【材料】
– ショットグラスの大きさの容器 8~12個
– 板ゼラチン 3枚 (板ゼラチン1枚の分量は約1.7gでした)
– [A]お湯 50cc
– [A] 砂糖 小さじ8〜10杯
– [B] ジュースまたはソフトドリンク 150cc
– [B] ウォッカなどのお酒 50cc
– [B] (必要な場合) 着色料 数滴
【作り方】
1. 冷水で板ゼラチンをふやかす
2. [B]の材料をボウルに混ぜる
3. [A]の材料を火にかけて、沸騰しない程度に温まったらふやかしておいた板ゼラチンをゆっくりと入れて溶かす
4. [A]を一気に[B]に注いで混ぜる
5. 混ぜた溶液をショットグラスに注ぐ
6. 冷蔵庫に入れて冷やして固める
ね、ゼリーの素がなくてもとっても簡単!
ちなみに、僕が買ってきたショットグラスの容器は、耐熱ではなかったので、熱いゼリー溶液を入れると縮んでしまいました。オーノー😱
なので、大きな容器でゼリーを作って、固めた後にスプーンでショットグラスに入れる「クラッシュドゼリー」に急遽変更です。
まずは青のゼリーがこちら。
そして赤もいい感じ!
一点だけ注意しないといけないのは、味見。
すでにウォッカが入っているので、味見をしていると少しずつ酔うことになっちゃいます。僕は若干試行錯誤をしたせいで、作っている間にほのかに良い気分 😋
そして、最後は奥さんが作ってくれたアメリカ国旗の爪楊枝を立てたら完成〜〜!!
すっごくいい感じの手作り Jello Shot になりましたっ!
パーティに来ていたデンマーク人達は、Jello Shotを初めて見たようでとても興味津々。写真をパシャパシャ撮ってくれるぐらい人気!
🇯🇵日本人が作った🇺🇸アメリカ定番のカクテルゼリーで、🇩🇰デンマーク人が盛り上がる、盛り上がる(笑)
見様見真似で作ったJello Shotでしたが、アメリカ人からは良い感じっ!と褒められました。(ただ、アメリカのJell-Oは、かなり甘いので、もっと砂糖を多く入れて甘くした方がよかったかもしれません)
あまりゼリーを食べないデンマーク人的には、ゼリーのブルンブルンした食感に違和感を感じたようです。
「これって噛むの?飲み込むの?どっち??」と戸惑いつつも、何度かお代わりしている間に「あっ、なんかブルブル感に慣れてきたかも〜」と、いい感じに乾杯をくり返し、盛り上がりました 🍻
大役を果たせてほっとした僕たちでした〜。