国によって違うウォーリーの名前!

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先日、近所のドイツ系スーパー「Aldi」に行ったら、特設コーナーで懐かしい絵本を発見!

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「『ウォーリーを探せ!』は楽しいよね〜」と思いながら表紙を眺めていたら・・・、おや?

「Find Holger」って、ウォーリーの名前が違う!

そう、日本で慣れしたしんでいる名前は「ウォーリー」。

最初に出版された本家イギリスでも「Wally」ですし、僕が高校・大学時代を過ごしたオーストラリアでも「Where’s Wally?」だったので、僕の中のウォーリーはウォーリーなのです。

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でも実は・・・、ウォーリーの名前は国によって違ったりします。

一番の驚きは、同じ英語圏のアメリカやカナダでの名前が、どいうわけか「Waldo」という事実。

個人的には、同じ英連邦王国に属しているオーストラリアとカナダがそれぞれ Wally と Waldoで名前が異なるのがちょっと意外〜。

そして僕が住んでいるデンマークではHolger という名前で定着しているようです。

ちなみに同じスカンジナビアでも、🇸🇪スウェーデンはHugo、🇳🇴ノルウェーはWilly、🇫🇮フィンランドはVallu

さらに欧州を南に下ると、🇩🇪ドイツでWalter、🇫🇷フランスでCharile (シャルリ)、🇮🇹イタリアではUbaldoと、欧州はかなり多様なローカル名があるようです。

👇の記事は英語ですが、欧州各国の「ウォーリーのローカル名」が描かれた地図があるので面白いですヨ。

Where’s Willy? How Waldo Translates Around the World


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おそらく各国に合わせて馴染みやすい名前を用いているのだと思いますが、デンマークの Holger は男の子の名前として良く聞きます。

どのくらい人気なのかなぁと思ってStatistics Denmark (デンマーク統計局)のウェブサイトで「毎年何人の赤ちゃんが Holger という名前になっているのか」を検索してみると・・・

近年、人気上昇中のお名前でした!

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デンマークにおいてHolgerという名前をつけられた新生児の人数

徐々に人気が高まっているかんじですが、2010年以降の人気が高いのは 「Find Holger (ウォーリーを探せ!)」の影響だったりして 😆

ちなみにグラフをみるとゼロに張り付いている緑色の線が、2018年だけポコっと山になっています。これは、2018年に1人だけ女の子がHolgerという名前になったよう。ちょっと興味深い🤔

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ちなみに、デンマーク統計局の名前検索は👇の記事で紹介してます〜。

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追記: 2023年2月にAldiはデンマークから撤退を決め、一部の店舗や流通センターはRema 1000に譲渡することにしたそうです。詳しくはこちらの記事を参照ください。

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