地元チームを応援して盛り上がるデンマーク版JリーグのSuperliga⚽
見出し画像出典:Af Tøndemageren – Eget arbejde, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=61594248
昨夜、高速バスのFlixbusでコペンハーゲン・オーデンセの大回り旅行から戻ってきました!
高速バスのターミナルから自宅へは歩いて15分ぐらい。自宅に戻る途中、オーフス大聖堂がある広場を抜ける道順なのですが、広場に近づくと物凄い歓声が響きました。
なんだろう?と思って通りを覗いてみると、ソーシャルディスタンスが始まってからは見たことがない群衆が!!
なんじゃこりゃ?と思って、遠巻きに見てみると、みんなスポーツバーを囲んで大盛り上がりしている様子。
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このスポーツバーの群衆は「Superliga」の試合を観戦&サポートする人達。
デンマークは他の欧州国と同様、サッカーがとっても大好き。デンマーク版JリーグのSuperligaでは、地元のチームを応援してものすごく盛り上がります。
Superligaの1部リーグでは、デンマークの各都市を代表する14個のクラブチームが競い合い、上位チームは欧州の国際大会への出場権が与えられ、下位チームは2部リーグに降格というペナルティがあります。なので、サッカーファンはとても真剣。
もちろんオーフスにも地元クラブがあり、「Aarhus Gymnastik Forening (オーフスGF)」と呼ばれています。1880年に創設された古参クラブなので、オーフスLoveな地元サポーターがとても熱いチームとして有名だそうです。(オーフスGFのサポーター談なので、盛られているかもしれません 笑)
そして、昨日の試合はオーフスGFにとって2位・3位がかかった超重要試合。スポーツバーを取り囲んだ群衆は、オーフスGFを応援する地元サポーターでした。
ちょうど僕が通りかかった時は、相手チームのプレーヤーにレッドカードが出た瞬間だったので、激しい歓声に、オーフスGFの応援歌でものすごい状況。
コロナがなければ一緒に応援するのも面白そうでしたが、ソーシャル・ディスタンスが守られていない状況だったので、写真だけ撮影して足早に離れました。
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そして、夜10時頃。突然の花火と遠くから聞こえる歓声!!
最終試合は1対0で負けてしまったものの、なんとオーフスGFはリーグ3位を決めて表彰台に上ったとのBreaking Newsでした!!
実はオーフスGFが表彰台に上がるのは23年ぶりだったそう。だからか、深夜をすぎても打ち上げ花火が上がったり(※)、突然の歓声が聞こえてきて、サポーターの興奮が止まらない 😅
※ デンマークでは、年末年始を除いて個人の花火は禁止されているので、多分隠し持っていた花火だと思います。
かなり騒がしかったから、今朝はちょっと寝不足の人が多かったんだろうなぁ。
ちなみに、今日の新聞では、表彰台にあがったクラブチームを称える一方、ソーシャルディスタンスをちゃんと守れているか危惧する記事がいくつか出ていました。
Superligaのシーズン最終試合は今週の水曜日。夏のバーケション気分でちょっと浮かれていますが、ちょっと落ち着いて自重も大事かもしれません・・・。
ピンバック: 🇩🇰Superliga⚽オーフスサポーターの応援風景をレポート - Living in Denmark