デンマーク人のおまじないは「7-9-13」
デンマーク人のおまじないは「7-9-13」
デンマーク人は意外に迷信深い。
Gallopという調査会社のによると、デンマーク人の4割は幽霊の存在を信じているそう。
そんなデンマーク人の同僚と打ち合わせをしていたら、突然「スゥー、ニー、トレッテン(syv ni tretten) 」と呟きながら机の裏をノック。
「スゥー、ニー、トレッテン」とは、デンマーク語の数字で 7 と 9 と 13 。
なんじゃ、そりゃ?
不思議に思ったので聞いてみると、なんとデンマークでは不幸が来ないように願うおまじないらしい!
へー!面白い!!
オーストラリアだと、幸運を願う時や、家族に不幸が起きて欲しくない時に “Touch Wood (木を触る)” と呟きながら木製の何かを触るのですが、デンマークでは、7、9、13と数字を呟きながら机の下を3回ノックするみたい! (この打ち合わせでは、スケジュールが遅れないように・・・という願掛けでした)
「この数字に何か意味あるの?」と聞いたら・・・
「えー、なんでだろうね?でも、デンマーク人はみんな呟くよ」と全然数字の意味を知らないデンマーク人の同僚 (笑)
***
打ち合わせが終わったあと、どうしても気になったのでGoogle 先生に聞いてみることに。
すると30分ほど検索した結果・・・、
「良くわからない」という事が分かりました😭
最後に呟く13は、13日の金曜日と言われているように、不吉な番号として嫌われているというのは確実なようです。
そして、最初の7は逆にラッキーナンバー。一説によると、不吉な13という数字をラッキーナンバーの7で相殺する意味があるよう。
問題なのは真ん中の9。これがさっぱり分からない。デンマーク語の古い言い回しては、「幸か不幸か」というのを “Either 7 or 9” と言うらしいので、7が幸運の番号、9が不幸の番号になるようですが、なぜそこに13がくっついたのかは史実的にも謎という結論でした (笑)
ちなみに、参考にしたのは↓の「7-9-13はどこから来たのか?」という記事(デンマーク語です)
Man siger tilsyneladende tilfældige tal ud i luften for at undgå uheld og nemesis. En læser vil gerne have forklaret, hvorfor vi lige præcis siger 7, 9 og 13.
うーん。良く分からないのが気持ち悪いけど、当のデンマーク人は気にせずに「スゥー、ニー、トレッテン」と呟きながら机の裏をノックしています。
これは、日本人が畳の縁やドアの敷居を踏まずに、跨ぐのと同じ感覚かもしれません。今度、僕もやってみよ〜っと。
ちなみに、7-9-13 は暗証番号の初期設定に使われることが多い数字。デンマークで4桁の暗証番号を選ぶときは、7-9-13 以外の数字を選んだ方がいいかも!