デンマーク憲法は世界最古の自由主義憲法
昨日の6月5日、アロス近代美術館の前にはデンマーク国旗が立ち並び、とても勢いよく風になびいていました。
いつもなら 「ARoS」 と描かれた旗が立ち並んでいるのですが、昨日は特別な日だったのでデンマーク国旗が掲げられたようです。
実はアロス近代美術館だけでなく、デンマーク中の色々なところで国旗が掲げられていました。
なぜかというと、
昨日は「デンマークの憲法記念日」だったから〜!!
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英語でConstitution Day、デンマーク語で Grundlovsdag と言われ、一応、位置付けとしては祝日。ただし、通常の祝日と違い、公共機関だけががお休みで、一般の企業は稼働日なところが多いようです。(今年は偶然にも土曜日だったのでお休みでした)
でも、注意しないといけないのがスーパー。デンマークでは、スーパーは祝日に閉まってしまうので、お買い物ができません💦
デンマークの4〜6月は祝日が非常に多いので、お店に行ってみると、「ショック😱 お休みだ〜」ってことが結構多いのです・・・。
祝日で閉まっているføtex food
昨年のnoteでも紹介しましたが、デンマークの憲法は1953年から一度も改正されていいません。68年間同じ憲法のままというのは世界で2番目に長い非改正期間だそうです。(ちなみに、非改正期間が世界で最も長い現行憲法は、なんと日本の憲法!! 先月5月3日で制定74年です)
また、駐日デンマーク大使館のツイートによると、近代の自由主義憲法としては世界最古だそう。
そして、デンマーク国内でGoogle検索を開くと、👇のように憲法記念日を祝う特別なロゴが表示されました。毎年の恒例のようですが、ちょっとした粋な計らいですね!
ピンバック: 悲報 – 休日が増えたと思ったら減っていた(デンマークの祝日事情) - Living in Denmark