米・豪にはない！イースターと連動した5月の祝日 （スーパーが閉まるので要注意）

らっきー！ 今日、スーパーに買い物に行って良かったぁ〜。

夕食後に買い物に行って気がついたのですが、なんと明日・明後日のデンマークは祝日でスーパーはみんなお休みでした💦

どうやら、明日はPentecost 、明後日はWhit Mondayという祭日。それぞれ、デンマーク語では Pinsedag、Anden Pinsedagというそうです。

ここ最近、なんだか突然祝日が入るなぁと思ったので、ちょっと調べてみたら4月にあったイースター(復活祭)と連動したお休みでした。

＊＊＊

2023年のお休みは下記の通りです。

1. 大祈祷日 (Store Bededag) – 5月5日
2. 昇天木曜日 (Kristi Himmelfartsdag) – 5月18日
3. 聖霊降臨祭 (Pinsedag) – 5月28日
   👆日曜日なので祝日ではないですがスーパーがお休みなので要注意！
4. ウィットマンデー (Anden Pinsedag) – 5月29日

＊＊＊

どれもキリスト教における重要な祭日。イエス・キリストが聖金曜日に磔処刑されて、3日後の日曜日に復活した復活祭を起点にした様々な「奇跡の日」が祭日になっているそうです。

これまで住んだことのあるオーストラリア・アメリカでは、4月のイースターは連休だったり、イベントがあったりと印象に残っていますが、その後に続く祭日はありませんでした。

どうやら遠いオーストラリアやアメリカでは重要性が薄れてしまった祭日のようですね。欧州では根強く残っている国が多いようで、僕にとってはちょっと新鮮です！

ちょっとした注記
※ オーストラリアでは、聖金曜日・復活祭・イースターマンデーだけが祝日なので、聖木曜日は休みではありません。
※ アメリカ連邦政府の定めでは、イースターは祝日ではありませんが、イベントが多いので、多くの人がお休みをとります。

と言っても、クリスマスやイースターのようにイベントがあるわけではなく、キリスト教の方が教会に行ったり、洗礼をしたり、宗教的に真面目な祭日のようです。

そんなわけで、キリスト教ではない僕達夫婦にとっては、スーパーが閉まってしまう要注意なお休みです(笑)。

＊＊＊

ちなみに、それぞれの祝日の意味は↓のようです。
(間違っていたらごめんなさい💦)

大祈祷日

大祈祷日はデンマーク教会が制定したデンマーク特有の祭日です。本来は、1日前の夕方から1日中祈祷する日だったようですが、最近は10代の少年少女が自分の意思でキリスト教徒を選ぶ、堅信(Confirmation)という儀式を教会で行い、親族や友達を招いてパーティをすることが多いようです。

なお、クリスチャンでない子は Nonfirmation (Confirmしないという意) と言ってパーティを開くので、どちらかと言うとパーティ日のような感じみたい。

ただ、2012年には国会で廃止の検討がされるぐらい微妙なお休みになっているそうなので、もしかしたら無くなっちゃうかも・・・

※ 2023年 追記：危惧していた通り2023年に廃止することが決まり、2024年以降から祝日ではなくなりました。

昇天木曜日（升天祭、キリスト昇天日とも言う）

昇天木曜日は、復活したイエス・キリストが天へと昇天したことを祝う祭日 (聖金曜日の磔処刑で起きた肉体的な死とは異なり、奇跡で復活した御身のまま天に昇ったことを祝う祭日ということだそうです)。

聖霊降臨祭（ペンテコステ）

120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事を祝う祭日だそうです。復活祭から49日なので、日本で言うと四十九日的なタイミング？

もう少し詳しく知りたい方は、IMAKIRI〈いまどきのキリスト者〉の暮らしを発信されている、真帆沁さんの記事がオススメです！

https://note.com/notes/n5dbbd3047120

＊＊＊

いやぁ、でも今日ちゃんと買い物に行って良かった・・・
買い物に行ってなくて明日・明後日が休みだとちょっと危なかった😅