氷が作れるプラ袋、実はデンマーク人の発明品!!
夏に欠かせないモノと言えば「氷」🧊🧊!!
日本なら製氷機付きの冷蔵庫や製氷トレーが活躍しますが、デンマークでは独特なアイテムが登場します。それがこちらの「Isterningeposer」という不思議な袋!!
※追記
向こうが透けて見えるぐらいのペラペラな薄い袋なのですが、この袋使って氷を作ります。
仕組みは簡単。
①袋の注ぎ口から水を入れる!!
②水が十分に入ったら袋をひっくり返しつつ漏れないことを確認!!
③冷凍庫にいれて凍るのを待つ!!
④凍ったら、手で割って使う!! 以上!
袋の中に水を入れてみるとよくわかるのですが、袋は格子状に分かれています。
例えるなら羽毛布団やダウンのような感じかなぁ。それぞれの格子は、小さな切れ目でつながっているので、水を注ぐと次々と水が入っていって満杯になります。
満杯になったら、袋をいったん逆さにします。するとアラっ不思議! 水が漏れないのです!
実はこの注ぎ口は逆流しないような工夫がしてあるので水が漏れないのです(縛っているわけではないので、強く押したり、曲げたりすると漏れちゃいます) おもしろい〜!
実は、「格子状に水が入り、逆流しない袋」というのは、
デンマーク人のErling Vangedal-Nielsenさんが1977年に発明したもの!!
そのまま冷凍庫に一晩入れておくと、ほら!こんな感じにカチンカチンに凍っています。
使い方はとても簡単で、格子の切れ目にそって袋を破っちゃいます。
そうすると、中の氷がポロリ、ポロリと出てくるのです。余った氷は割らずに冷凍庫に戻せば後で使えます。 今日はこれでハイボール🥃
実はこの製氷袋、会社のキッチンエリアにも置いてありました。
ボウルに入っている氷袋を自分で割り、取り出した氷をコップの中にポイポイと入れると、冷たい飲み物が出来上がり!!
ただ、素手で掴むからコロナ的には微妙・・・😅(一応みんなアルコール消毒してるけど、ちょっとなぁ・・・)
また、凍らせる際に袋を挟んだまま凍ってしまう部分があったりすると、袋が取れないことがあります😅
こうなると、ちょっと力を入れて引き抜くしかありません (笑)
気になるお値段は、20袋入りで10〜15クローネぐらい(約180~270円)。
どこのスーパーでも、サランラップやアルミホイル売り場に行けば見つかると思います。でも、再利用できない使い捨て袋なので、あまりエコではないかもしれませんね。