凍っている池を見つけても乗っかるのは厳禁
2月に入り、デンマークは寒さのピークに入ったようです。
氷点下の日が続き、体感温度はまさかの-10度🥶
昨年よりも寒く、降雪量が多いのですが、さほど量が降らないので積もらずに地面で薄〜く凍った状態になっています。
そして、凍っているのは雪だけでないみたい。
自然公園の池や川も凍りはじめているらしい!
デンマークでは雪があまり積もらないので北欧らしくないなぁと思ったのですが、池や川が凍ってしまうというのでちょっと見直してしまいました (笑)
でも、池が凍りつくにしたがって事故も多いそう!
先日、デンマーク警察から「凍った池は歩かないで!」と注意喚起の案内がありました。
Isen er fortsat usikker mange steder | Nyheder | Midt- og Vestjyllands PolitiSelv om Midt- og Vestjyllands Politi flere gange den senestepoliti.dk
デンマークの皆さんは自然の中での散歩がとても好きらしく、寒い冬でも親しい友達や家族と自然公園の散歩を楽しんでいます。
そんな散歩中に、凍っている池を見つけたら歩いてみたくなっちゃいますよね。
でも、実はこれは結構危険だそうです。日本でも先月痛ましい事故があったそうで、Yahoo! ニュースでも注意喚起記事を見つけました。
氷が割れて溺れた なぜ池の氷の上に乗ってはいけないのか(斎藤秀俊) – Yahoo!ニュース飯能市で池の氷が割れて高校生が溺れました。現場の氷の厚さは4.5 cm。十分な厚さに思えますが、ここに危険が隠れています。news.yahoo.co.jp
デンマークでも、凍った池の上を歩くのは原則禁止です。
違反して捕まると1,000クローネ(約18,000円)の罰金!
実際、先週末のコペンハーゲン市では、氷の上を歩いたとして18人も罰金になったそうです。
ただし、池を管理している自治体が氷の厚さを測定し、安全を確認したら「氷の上を歩いてもOK」という看板がでるらしく、そうなったら歩いても良いそうです。(おおよそですが、オーフス市では氷の厚さが13〜16cmぐらいにならないとOKになりません)
逆に、通常は「凍った池の上を歩くことを禁止にする注意喚起の看板表示」はありません。
だから、デンマークで凍っている池を見つけても乗っかるのは厳禁です。罰金ならまだ良いですが、割れてしまったら取り返しがつきませんからね。