デンマークで食す「日本のホタテ」が美味すぎる
以前紹介したことがあるアプリ「eTilbudsavis」は、デンマークのスーパーのチラシをチェックできる便利アプリ。
物価が高いデンマークで、しっかりと節約するなら、こういったアプリでセールや特売品を狙うのが大事なのです。
さて、そんなわけでアプリを見ていたら、スーパー Rema 1000で「冷凍ホタテ」を発見!
特売と言っても、49クローネ(約1,100円)もします。
「150グラムで1000円以上もするのか〜。やっぱり高いよね〜🥺」と奥さんに話を投げかけてみると・・・
「そのホタテ、実は日本産なのよ」
えっ、そうなの?!
それはチェックしてみなくてはっ!!
ということで購入してみたホタテがこちら👇 おっきなホタテが6つも入ってる♪
そして、裏を見てみると・・・
本当だ!Japanske (日本産)って書いてある〜
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中国による水産物輸入禁止措置によって、日本のホタテ輸出額は昨年24%(対22年度)も落ち込んでしまったそうです。
でも、👇の日経新聞の記事によると「米国への生ホタテ輸出」に活路を見出し、危機をチャンスに転じさせているみたい!
【北海道】ホタテ危機で開いた新世界 中国禁輸を福となす「生」供給 - 日本経済新聞
北海道産ホタテのピンチをチャンスに変えるべく、世界規模でサプライチェーンの再編が始まった。中国の加工現場を禁輸により失ったが、メキシコと東南アジアという新たなルートを確保。2万軒を超す日本食レストランを抱える米国市場を、高価格と低価格の両面で開拓する。生ホタテが世界の食文化へと踏み出す第一歩になる可能性を秘める。「一度冷凍したとは思えない。生に近い」「食感が本当にやわらかい」。3月16日、米カ
ふむふむ🔍
記事によると、従来の中国経由のホタテ輸出では、「加水処理」という加工をしていたみたい。見た目が立派になるけど、生で食べられなくなるというデメリットがあるそう。
ですが、その方法を大転換したのが成功の秘密。
水揚げ後に急速冷凍したホタテをまずメキシコに送り、メキシコで加水処理せずに米国へと輸出。すると、生食可能ということで新販路開拓へとつながった!ということだそうです。
すごいですね!! 危機を乗り越えて、ビジネスチャンスに転換させていくというのはなかなかカッコいいサクセスストーリー!
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さて、僕がRemaで購入した冷凍ホタテには、「Tilsat lage(加水)」と明記してあるので、加水処理されたホタテ(だから立派に見えるのか!)
でも、日経新聞によると・・・
水産卸大手のカネシメ高橋水産(札幌市)を傘下に持つカネシメホールディングス(同)は23年12月、欧州連合(EU)域内などに北海道産食品輸出を担う新会社、TASTE OF HOKKAIDO(札幌市)を設立した。デンマークの外食企業向けに冷凍貝柱5トンの輸出を計画する。
日経新聞「ホタテ危機で開いた新世界 中国禁輸を福となす「生」供給」(2024年5月5日 2:00)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN190D10Z10C24A4000000/
おっ!デンマークにも来るの?
もしかして「生の美味しいホタテ」が、デンマークにも来るの?
わがままが叶うならば、もう少し、お手頃なお値段で届けてくれると嬉しいなぁ😍
そうそう、我が家のホタテは、鉄板で表と裏を焼いたら、めちゃくちゃ美味しかったです。超幸せでした〜