オーフスから日帰りで行けるレゴの聖地 – Billund(ビルン)
「SAS航空の炎上動画を見て考える、北欧らしさと異文化交流」でちょっと触れましたが、デンマークは世界で最も有名なおもちゃの一つ、LEGOを世に送り出しました。
LEGOは、創業者で木工職人のオーレ・キアク・クリスチャンセンが1916年にBillund(ビルン)という街で木製玩具を作り始めたのきっかけです。
ビルンはオーフスから車で1時間少々、南西に行ったところにある街で、6,593人(2019年統計)しか住んでいないとても小さい街です。
ですが、LEGO本社は、首都のコペンハーゲンではなく、
まだ創業の地のビルンにあります!
しかも、ビルンには LEGO Land、LEGO House、そしてLEGO Hotelなどのレジャー施設がたくさんあり、LEGOファンにとっての聖地です。
実は僕、LEGO好きで、子供の頃に兄とLEGOで楽しく遊んだ思い出があります。社会人になってからも、プログラミングができるLEGOのMindstormというものを使ってETロボコンという大会に出たりもしました。(2008年とちょっと昔ですが、地区大会で部門優勝したこともあります)
ロボコン競技で使用したLEGO Mindstorm RCX👇
僕にとっての聖地「ビルン」には前からずーっと行きたかったのですが、先日ようやく夢を果たせたので、数回の記事に分けてビルンとLEGOの紹介をしようと思います!
***
さて、ビルンについてもう少しご紹介。ビルンの人口は6,593人。
ちょっと前にKIN-BALL遠征で行ったTødner(トゥナー)も小さい街だなぁと思ったのですが、トゥナーでも人口は7,659人。ビルンは、そのトゥナーよりも小さいことに衝撃!
しかしっ!こんな小さなビルンに、なんと!!とても立派な国際空港があります。
びっくりすることに、この国際空港、
コペンハーゲン国際空港に次いでデンマークで2番目に大きい空港です。
ヨーロッパ内の様々な都市への国際線があり、Ryan AirのようなLCCを使えば往復1,261円(執筆時点)という驚異的な安さでロンドンに行けちゃいます。
空港の年間利用者が約350万人なので、日本で言うと人口108万人の仙台市にある空港と同じぐらいの利用者数。さらに、2019年には利用者数500万人以下の空港ランキングで8位に選ばれています。
***
人口が7,000人にも満たない小さな街ビルンに立派な空港があるのは、やっぱり・・・LEGOのおかげ。
なぜなら、ビルン国際空港はLEGOが作ったLEGO専用空港だったからです。
1961年にLEGOの創業家2代目が空港を建設した後、LEGOグループが積極的に空港を拡張していたそうです。
1997年にLEGOから切り離され、普通の国際空港として移管されましたが、まだまだLEGOとは密接です。なんたってLEGO LandとLEGO Hotelは空港の隣。
そしてLEGOからは、限定コレクターセットで、ビルン国際空港モデルも出ていました!空港の写真を取り忘れてしまったので、LEGOの模型で雰囲気をお楽しみください m(_ _)m
Comprehensive information about LEGO 4000016 Billund Airport , a Miscellaneous set released in 2014.
ピンバック: LEGO Houseに行くならLCC利用がオススメ! - Living in Denmark