日本・デンマーク・豪・米の給料日事情

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ここデンマークの会社に勤め始めてちょうど1ヶ月。

今日は初めての給料日でした!!
🎉パチパチ〜👏

会社のCFOが、僕の給与の振込先を聞くのをすっかり忘れていたので心配しましたが、きちんと僕の口座に振り込まれていました。(詳細は「デンマークで初めてのお給料」をみてください〜)

15年前、日本の会社の新入社員として初任給を受け取った時はとてもワクワクしたのですが、今日はそんな新入社員の気持ちに戻りました☺️ (なんたって、お給料をもらったのは1年ぶりなので 笑)

ちょっと驚いたのは、給与明細がマイナンバーに紐づいているeBoksに届いたこと。eBoksは国民一人ひとりに割り当てられているメールのような電子私書箱で、政府や自治体の公式なお知らせや、税金金額の通知書、公共料金の請求書などをワンストップで受け取ることができるとても便利な仕組みです。

そしてあらゆるものがPDFで送られてくるので、デンマークに来てからは紙の文書や請求書が一切なくなりました。

そのeBoksに会社の給与明細まで届くとは思っていなかったのでちょっとびっくりしました。日本だと、イントラネットでダウンロードしたり、メールで送られてきたり、紙で配ったりと、会社によって給与明細の発行の仕方が違うと思いますが、デンマークで eBoks に送りつけるのが一般的なようです。

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さて、🇩🇰デンマークの給料日は月末というのが標準的なようです。正確に言うと「月末の最終営業日」が給与支払日(英: Payday、デ: lønningsdag)になっています。

🇯🇵日本の場合は給料日が「毎月25日」というのが圧倒的に多いと思います。これは、家賃や公共料金の支払いが月末に集中しやすいので、その前に給料を支払う・・・という思いやり的な慣習だそうです。

ちなみに、デンマークでは給料振り込みのタイミングは早朝と決まっているようです。デンマークでは家賃・公共料金・そのほか会員費などなど、ほとんどの支払い期限が月末最終日か月初めの1日に設定されているので、早朝に振り込むことで支払い期限に間に合うようにしてくれているそうです。(日本ほどではないけど一応配慮してくれているみたいです 😅)

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実は僕、オーストラリアとアメリカでも働いていたことがあるのですが、この2つの国も給料日の慣習が異なっていて興味深いです。

まず、留学時代に契約社員として働いていた🇦🇺オーストラリアの会社では「隔週の木曜日」というのが給料日でした。オーストラリア英語では2週間の隔週を”Fortnight” と言うので、「Fortnightly Pay Calendar 2020 Australia」という隔週の給料日をまとめたカレンダーがありました。(アメリカ英語ではbiweeklyというので、fortnightは米国人には通じない単語の1つです)

木曜日が給料日なので、オーストラリアでは木曜日のことを”Late Night Shopping Day” と言って、デパートなどのお店が夜遅くまでオープンしていました。(給料日に散財しちゃうのは楽観的なオージー気質なんでしょうね 😅)

🇺🇸アメリカは「多分 月末支払い」でした。なぜ多分なのかというと、小切手が郵送で送られてきたので、給料日がいつだったのかがよく分からない 😅 

ただ、アメリカ合衆国労働省労働統計局によると、米国は支払い方法が多様らしく「2週間ごと(biweekly)」、「毎月 15日と30日(semi-monthly)」、「月末(monthly)」など色々あるようです。さすが多様な移民大国。

まとめると👇な感じ〜。

  • 🇯🇵日本は「毎月25日」
  • 🇩🇰デンマーク「月末の最終営業日」
  • 🇦🇺オーストラリア「隔週の木曜日」
  • 🇺🇸アメリカ「いろいろ」

社会人にとっては重要な給料日。国によってほんの少し支払日が違うのが面白いですね。

そうそう、調べ物をしていたら👇のサイトを見つけました。デンマーク語のサイトなのですが、「今日が給料日かどうか」を調べるサイトらしいです 😅

Det er lønningsdag onsdag 27. marts

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Det er l淡nningsdag

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