罰金と危険を回避するのに必需品 「自転車のライト」
デンマークの季節はまだ「秋」ですが、気温はすでに10度以下。
会社のオフィスは、自宅から徒歩10分のところにあり、とても楽ちんなはずなのに朝の通勤が寒くて辛くなってきました >_<
僕的にはデンマークの寒さは、冷たさが鋭くて痛覚に響く寒さ。なぜか分からないけど東京の寒さよりも厳しい気がします。(屋内に入るとセントラルヒーティングのおかげで天国のような環境なのですが・・・)
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そして、日の落ち方も急激にスピードアップ。夏の頃は夜10時になっても明るかったのに、今や夕方6時には薄暗くなり街灯が点くようになりました。
実はこの街灯、自転車に乗る人には重要なサイン。
デンマークでは、街灯の点灯時には自転車のライトが義務付けられています(正確には、日没から日の出までの夜間がライトを点灯しないといけない時間です)。
それも前方を照らすライトと、後方の赤い警戒灯の両方を点けていないと700クローネ(≒約11,000円)の罰金。聞いた話ですが、コペンハーゲンのような都市部では、警察が虎視淡々と狙っているそうなので要注意らしいです。
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そんな中、出かけようと思って自転車を取り出したら前方ライトが点かない!
前回、自転車に乗った時にはちゃんとついたのに!!
ちょっと困ったなぁと思ったのですが、幸いなことに奥さんは現在フランスに交換留学中。とりあえず奥さんの自転車を使うことでその場を凌ぎました。(でも、奥さんの自転車もタイヤの空気が抜けていて、結局困ったのは後日談 😅)
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さて、用事を済ませて帰宅後、僕の自転車から点灯しないライトを取り外して再確認してみました。ちなみに、こちらの自転車のライトは備え付けではなく、後から自分で装着するものが多いので、取り外し可能になっています。
多分電池が切れちゃっただけだろうと思ったので、カバーを外して単四電池を交換。
再度、カバーを取り付けてから、ボタンをぽちっと押しながら、
「光あれ〜」
・・・
がーん。点かない😱
別の電池を試したり、接触を確認したり、LED基板を掃除してみたり、色々やってみたのですがやっぱり点かない。どうやら、本当に壊れちゃったみたいです。
暗い冬だからこそ重要なライトなのに・・・。ちょっとトホホな気分。
実はデンマークに来てから1年しか経過していないので、自転車のライトはすでに3回も購入。今回、新しく買うと4回目。(奥さんと僕の自転車2台あるので、1台あたり2回という計算です)
最初の1回は奥さんの自転車購入時に買ったから良いとして、2回目は奥さんの自転車のライトを僕がどこかで落としてしまい(脱着式なのでうっかり外れちゃうことがあるんです)、3回目は安物だったので雨に濡れてすぐ壊れ、今回は僕の自転車のライトが壊れて4回目。
今までの人生で、こんなに自転車のライトを変えることがあっただろうか? 自問自答しちゃうぐらい、自転車ライトの交換期(?)に入ったみたいです。
なお、自転車のライトはスーパーで安いもの(前方・後方のセットで25クローネ≒450円)が買えますが、防水ではないので壊れやすくあまりお勧めできません。
自転車屋さんに行けば75〜120クローネぐらいで、防水&脱着式のしっかりしたライトを購入できます。1,000円前後とちょっと高くなってしまいますが、安全のこと、罰金のこと、買い換える手間を考えるなら少し高めのライトを購入した方が安心かも。
明日は夜に自転車を使う予定があるから、会社帰りに自転車屋さんに寄って行こう〜っと。