魚のすり身で「つみれ」「さつま揚げ」にチャレンジ!
デンマークのスーパーで、前から目をつけていたアレをとうとう買ってしまいました。
ソレはデンマークの食材なのですが、初めて見た時から「もしかしたら和食が作れるかもしれない・・・」という期待を密かに抱かせる食材です。
しかし、オーストラリアで作った「豚汁」の記事でも書いたように、和食が作れるかもっ!と思って買ってみたら大失敗することもあります。消費税25%のデンマークでは、精神的なダメージに加えて、財布へのダメージがきついので、今までは躊躇していました。
ところがっ!とうとう機が熟しました〜。
ソレは、Hakket Fisk という魚のすり身なのですが、通常30クローナ(約510円)ぐらいするはずなのに、売れ残りのセールシールが貼られ、10クローナ(約170円)という激安値段に!
この Hakket Fisk、デンマークではハンバーグのように焼いて、ライ麦パンにのせ、オープンサンドイッチとして食べるそうです。
魚のすり身なので、僕が期待しているのは「魚のつみれ」です。魚のつみれが作れると鍋料理や味噌汁なのがパワーアップしますが、失敗を恐れて、なかなか買う勇気がありませんでした。しかし、この値段ならダメージはそこまで強くない!!
ということで、早速買い物カゴに入れ、 デンマークの 魚のすり身にチャレンジです!!
すり身は思ったよりも・・・
Hakket Fiskの包装を開けると、↓のような感じでした。
スプーンですくってみるとかなりキメがかなり細かくて、感触はフワフワ?という柔らかさ。
つみれはゴロゴロした印象なので、この時点で「あっ、つみれにはならない 😢」と分かりました。瞬殺です・・・_| ̄|○
あー、確かにパッケージには Finthakket (細かいすり身) って書いたあった。
すみれがダメなら薩摩揚げ
しかし、妻から「油を多めに引いたフライパンで焼いたら薩摩揚げになるかもよ!」というありがたいアドバイス。
急遽計画を変更して、フライパンをIHにかけ、ちょっと多めの油を引いて、まるめたすり身を投入です!
揚げ物というよりも、焼いた感じになっていますが、良い感じで両面が茶色になりました!
早速、味見します。
薩摩揚げというよりも・・・
うーん・・・。
まずくはないのだけど、すり身自体に塩味が効きすぎてて味が濃い・・・。
これは薩摩揚げじゃないなぁ。これはまたもや失敗か。 _| ̄|○
しょぼくれていたら、妻が「これはタイ風の薩摩揚げにできる!」と再度アイデアを考えてくれました!
再度、計画変更!!
妻がナンプラー、唐辛子、砂糖を使い、自家製スイートチリソースを作ってくれて「トート・マン・プラー」というタイ風薩摩揚げになりました!
薩摩揚げはちょっと塩辛いのですが、自家製スイートチリと良く合い、ビールのおつまみとしてなかなか美味でした!
ちなみに、タイの薩摩揚げ「トート・マン・プラー」をかなり絶賛しているサイトを見つけました。日本とタイで「トート・マン・プラー」のオススメのお店が紹介されているので、ご興味ある方はご覧ください。
タイで食べたトムヤンクン味のさつま揚げ「トートマンプラー」が最高すぎた!
というわけで、デンマークのスーパーで売っている Hakket Fisk を使った「和食チャレンジ in デンマーク 魚のすりみ編」は大成功?!・・・・・あっ!?最終的にタイ料理になってしまったから、和食ではない・・・。
がーん、和食としては、失敗だ・・・ _| ̄|○
美味しかったけどね (笑)