デンマークでの仕事の探し方①　デンマーク版ハローワークを活用しよう

今日から3回に分けて「デンマークでの仕事の探し方」をお届けしようと思います！

① デンマーク版ハローワークを活用しよう【← 本記事】
② デンマークは書類選考が最難関
③ デンマークの採用面接はここが違う

Residece Permit で就労許可を確認する

仕事探しの前に重要なのは、デンマークで就労許可・就労条件があるかどうか確認することです。

デンマークに住む外国人には、必ずピンク色の Residence Permit (在留許可証) というカードが発行されるはずです。実はこの Residence Permit の裏側の”Remarks” という欄に就労許可・条件が明記されています。

僕の帯同ビザは、「Indehaveren har ret til at tage arbejde （英: The holder is entitled to take up work）」と書いてあり、無条件で就労できちゃいます。（振り返ると、帯同ビザでも就労できるというのが、日本の会社を辞めて奥さんに帯同する決め手の一つになりました 😸）

ちなみに、学生ビザの妻の場合は「Arbejdstilladelse max. 20 timer/uge or fuld til juni-august（英: Work permit max. 20 hours / week or full until June-August）」 でした。夏休みの6〜8月は無条件で就労できますが、授業がある月は週20時間の就労しか認められていません。

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なお、Residence Permitがない、もしくは就労許可がない場合、仕事を見つけてから就労許可を申請することが可能です。

ただし、その場合は雇用主・年収レベル・学歴・職種などのカテゴリが条件に合致する必要があるので事前にデンマーク移民局のウェブサイトを確認しておきましょう。ちなみに、年収条件で就労許可を得る場合、年収が436,000クローネ（約740万円）がないといけないそうです。（※ 2020年基準　毎年改定されます）

デンマーク版ハローワーク「Work in Denmark」を活用しよう

海外の仕事探しには、その国の独特な慣習やルールが存在することが多いので、基本は「郷に入っては郷に従う」ことがとても重要だそうです。

でも、こういったルールはよく見えないので、外国人にとってはとても分かりにくい・・・

そんな外国人を助けてくれる所が、デンマーク労働省が運営している「Work in Denmark」。デンマークに来たい外国人・住んでいる外国人を対象に、なんと無料で仕事探しをサポートしてくれます。（外国人向けのハローワークのようなところです）

オンラインで登録すれば、デンマーク流の仕事の探し方を教えてくれるセミナーや E-learning を利用できるだけでなく、デンマーク内の求人情報データベースも使えるようになります。

コペンハーゲン、オーフス、オーデンセにオフィスがあるので、個別に連絡すれば、アドバイザーによる仕事探しのコンサルティングや、履歴書チェック、面接の模擬練習をしてくれます。もちろん、利用はすべて無料！！

僕の場合は、最初のステップとして Work in Denmark主催の 「Job search seminars」に参加しました。

ただ、オーフスのセミナー会場は狭く、15人しか参加できない上に数ヶ月に1回しか開催しないので、人気があってすぐ満員に・・・。実は、僕も最初は登録できず、キャンセル待ちでギリギリ参加でした💦

セミナーに参加すれば、アドバイザーの連絡先を教えてもらえるので、別途メールでアポを取るとアドバイザーが色々と相談に乗ってくれます。僕の場合はかなり細かい所まで履歴書のチェックをしてもらえました。

なお、現在のセミナーはコロナの影響でウェブ開催になり、手軽に参加できるようになりました。それでも80人しか参加できないので、セミナー予定を↓のウェブサイトで確認して、早めの予約がオススメです。

Job search seminars in Denmark | Workindenmarkwww.workindenmark.dk

デンマークで仕事を探すなら、Work in Denmark は必ず登録・チェックしてみましょう！