ますます 「With コロナ」が普通になりそうなヨーロッパ
感染の勢いがまったくおさまらない欧州。
本日時点で、人口あたりの新規感染者数は日本の約8倍もあります。
グラフにすると、クリスマス直後からの勢いがめちゃくちゃ凄い。。。😅
グラフからは感染拡大が収束する兆しがまったく見えません。
が、しかし・・・
欧州のムーブメントは規制緩和 😅
もちろんワクチン接種やコロナパス提示の義務化といった強制ルール広がっている側面はあります。でも、マスク着用義務が緩やかになったり、自主隔離期間が短縮化されたりと徐々に緩和にむけた動きや緩和計画の具体化が進みそう。
なぜかというと、医療崩壊のリスクが以前よりも低くなっているから。
一昨年や昨年に経験した感染の山と比べ、現在の感染者数は桁違いに多いのですが、ワクチン効果のおかげか医療崩壊は起きていません。そのため「Withコロナで大丈夫じゃん」という変な安心感(?)が広がっているのかもしれません (苦笑)
異例な発言ではあるものの、WHOの欧州地域事務局長の発言も日経新聞で取り上げられていました。
WHO、欧州コロナ流行「終わり近い」 集団免疫に言及(写真=ロイター)【パリ=白石透冴】世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)www.nikkei.com
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特に緩和が進んでいるのは、EU圏内(正確にはシェンゲン圏内)の移動に関する規制。
実は、ワクチン接種者であれば、EU内の移動は比較的負担が少なくなっています。EU共通のコロナパスのおかげで、EU加盟国からの入国であれば自主隔離が不要な国がほとんどですし、条件によっては搭乗前の検査が免除される場合もあります。
この移動の自由は、多くの欧州人にとっては朗報。
なんたってこれから欧州はスキーシーズン⛷ですから(笑)
フランス・イタリア・スイスに加えて、オーストリアやスウェーデンには、魅力的なスキー観光地がたくさん。
クリスマス行事で忙しい12月が終わると、積雪が多い山の方へとスキーを楽しむ人たちが一気に増加します。なので、欧州では1月から3月上旬がスキーのベストシーズンのようです。
僕の同僚Pさんも、スウェーデンでの家族スキー旅行から帰ってきたばかり。今日は「雪が最高だったよっ!!」とZoomミーティングでご満悦でした😆
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ちなみにコロナ第1波が欧州を襲ったのは2年前の2月頃。
オーストリアでスキーを楽しんだ観光客がコロナに感染し、それぞれ感染したまま自国に持って帰ってしまったのが、欧州での拡大のきっかけと言われています。
うーん・・・。これからスキーシーズンが始まる欧州では感染拡大は止まりそうにない気がしてきました😓
ピンバック: 欧州へ旅行・出張する時は「Re-Open EU」でルールを要確認! – Living in Denmark