
小さな小さなオーフス空港 in デンマーク
飛行機でデンマークに行く場合、首都にあるコペンハーゲン国際空港(CPH)を利用されることが圧倒的に多いと思います。
その次の候補として使えるのは、デンマークで2番目に大きいビルン空港(BLL)。
ビルン市はユトランド半島側にある小さな街なのですが、世界に名だたるLEGOが本社を構えているので、しっかりとした空港があるのです。
さらに僕が住んでいるオーフスへの直行バスがあるので、オーフスに訪れるならビルン空港発着の方が何かと便利だったりします。
でも、実はオーフスにもオーフス空港(AAR)があったりします。
ただ、めっちゃ小さい。
僕と奥さんが初めてデンマークに来た時には、ビルン空港の存在を知らなかったのでオーフス空港に降り立ったのですが、飛行機から降りた瞬間に・・・
「えっ?これがデンマークで2番目に大きい都市の空港なの?」
と、びっくりするぐらい小さい!!
でも、せっかくなのでオーフス空港の様子を紹介しようと思います〜。
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オーフス空港、その小ささのおかげで Departure ロビーで迷うことはほぼ皆無です。
預け入れ荷物がなく、オンラインチェックイン済みなら、セキュリティ検査場の入り口で、搭乗券のQRコードをスキャンするだけで荷物検査の列に並べます。
よっぽどのことがない限り、セキュリティ検査場はさほど混まない感じです。(これまでの経験では10〜15分程度です)
そして検査が終わり、1分も歩かないうちに・・・
搭乗ゲートに到着〜〜!
なんたって搭乗ゲートは、Gate1から4までの4つしかありません。
基本、格安航空のRyanair がGate 1 を使い、その他の航空会社がGate 2を使う感じ。混雑時にはGate 3 も使われます。
ちなみに、セキュリティ検査場からゲートまではこじんまりとしたお土産・免税ショップがあります。
Gate 4は出国手続きが必要なシェンゲン協定地域外へのフライト用で、基本はロンドン行きのフライトがある時にしか使われません。
オーフス空港の1日の発着は多くても10本程度。
発着が少なすぎるので、ゲート案内電光掲示板には「今日」と「明日」の二日分のゲート情報が載ってました。そんなゲート案内、初めて見た(笑)
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フライトの時間まで、搭乗ゲート周辺で待つこともできますが、エスカレーターに乗って2回に行くと、自由に使える待合スペースがあります。
北欧的なデザインになっているので、結構ゆっくりできますし、電源も利用できます。
残念ながらラウンジサービスはありませんが、簡易カフェもあるのでコーヒーや軽食もゲットできます。
トイレは1階側(地階側)と2階側の2箇所にありますが、1階側(地階側)の方が広くて混雑しません。(ただし、地階側は地下にあるトイレへの入り口なので階段を降りる必要があります)
そうそう、地階側、エスカレーター裏には子供用のPlayzoneもありました。
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さて、オーフス空港のメリットはその小ささとシンプルさ。
迷うことも混雑することもないということでしょうか。
預け入れ荷物が無くてさほど混雑していなければ、ロビーから出発ゲートまで15分もかからないかもしれません。(降りる場合だったら、飛行機のタラップから降りて空港の外に出るまで最速5分ぐらいで行けちゃうかもっ!)
逆に路線があまりないので、ビルン空港ほど便利じゃないというところが課題ですね😅
もっと色々な航路があれば嬉しいのだけど・・・。
まぁ、オーフス空港を利用される方は滅多にいないと思うので、あまり役に立つ情報ではない気がしますが、以上オーフス国際空港からのレポートでした〜。
それでは良いフライトを〜