欧州史でちょっと変なあだ名を持つ王様達
日経新聞さんで面白い連載記事を発見。
毎週土曜日の朝刊に載っている「王の渾名」というシリーズ。
佐藤賢一「王の綽名」 :日本経済新聞日本経済新聞の電子版。「佐藤賢一「王の綽名」」に関する最新のニュースをお届けします。www.nikkei.com
欧州史に登場する王様には、本名とは別に「◯◯王」といった渾名や敬称がついていることが多々あります。
例えば、獅子心王と呼ばれたイングランド王リーチャード1世。ライオンハートと呼ばれるだけあってさぞかし勇敢?豪傑?な王様だったのでしょう。
でも日経新聞さんの連載は、ちょっと不思議というか可笑しい渾名を持つ王様に着目していてちょっと面白い。
たとえば「禿頭王」とよばれたシャルル2世。実はハゲてなかったらしいが、そんな渾名で呼ばれたくない😅
他にも王朝を開いた出来る王様なのに「小王」と、チビ呼ぼわりされてしまったのはピピン1世。
ちょっと面白いと思ってフォローしていたのですが、今日はとうとうデンマークの王様が登場!
それが「青歯王」と呼ばれたハーラル1世。
10世紀ごろ、デンマークのユトランド半島を拠点に君臨したヴァイキング王で、僕が住んでいるオーフスの城塞化を進め、都市としての礎を築いた歴史上重要な王様です。
日経新聞さんの連載では、「青歯」の由来やハーラル1世の業績を解説していてなかなか勉強になりました。
佐藤賢一「王の綽名」 デンマーク王「青歯王」海を隔てた2国を統治デンマークでも王らしい王が現れるのは10世紀で、ゴーム老王(在位936~58年ころ)からである。拠点とwww.nikkei.com
ちなみに・・・
ハーラル1世に因(ちな)んで命名されたのが、無線通信の規格「ブルートゥース」だというのは、ほんのおまけの話である。
と、記事の最後の結びに紹介されている「おまけの話」については、以前👇のnoteで紹介したことがあります😁