外国人がハマりやすい牛乳の罠

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奥さんの大学院留学に帯同するため、会社を辞め、デンマーク第2の都市オーフスに住んでいるひぐちです。

デンマークは酪農王国ということもあり、乳製品がとても豊富です。

こちらの写真は、乳製品コーナーの一角。中には不思議な食べ物もあるので、スーパーの乳製品セクションは、新鮮なカルチャーショックとの出会いが楽しめます。

そこで、今日はその乳製品の中の定番「牛乳」について記事にしようと思いまーす!

デンマークの牛乳はカラーが大事

日本では、牛乳(無調整の牛乳)・成分調整牛乳・低脂肪牛乳・無脂肪牛乳の4種類を見かけることが多いと思います。

デンマークも似ていますが、成分調整牛乳があまりない代わりに、脂肪成分の区分けが日本よりも細かくなっています。

ミルク種類

一番左がSødmælkという無調整牛乳、そしてLetmælk、Minimælk、Skummetmælk という調整牛乳で、左から乳脂肪成分が少なくなります。

面白いことに「色」はメーカー共通になっていて、どのメーカーも必ずハイライトカラーは、Sød = 濃い青、Let = 普通の青、Mini = 薄めの青、Skummet = グレーと決まっています。(僕は全然気が付きませんでしたが、妻が教えてくれました)

実際に、Engvangさんの牛乳製品と、Arlaさんの牛乳製品を↓にならべてみました。ね、上の部分は同じような配色ですよね? (理由は良くわからないのですが、法律や条例で決まっているわけではないそうです。)

EngvangとArlaの牛乳パッケージ比較

プレゼンテーション2

ちなみに、我が家は日本でも低脂肪牛乳を飲んでいたので、こちらではEngvangのLetmælkを飲んでいます。本当は無調整牛乳が好きなのですが、低脂肪牛乳には尿酸値を改善する効果があるそう※で、おまじない的にLetmælkを飲んで、楽して尿酸値を下げよう作戦をしています💦

※ オーストラリア留学時代から友人のお医者さんに教えてもらいました〜。

外国人がハマるMælkトラップ

牛乳は英語でMilk、デンマーク語ではMælkと綴るので、ぱっと見て分かりやすいです。がっ、しかし、これは外国人を騙す罠で、↓のようなMælk商品があるので超要注意です。

画像3

これ、Mælkと書いてあるのにも関わらず、想像しているような牛乳の味ではありません。知らないでTykmælk をコーヒーや紅茶に入れると、ものすごい衝撃を受けます。

なぜなら、Kærnemælkは「バターミルク」、Tykmælkは「サワーミルク」といわれる牛乳を発酵させた酸っぱい飲み物だからです。正直に言うと「牛乳が傷んだ?」と感じる酸味があるので、大さじ1杯で優雅な朝ごはんコーヒーを破壊できると思います。

Kærnemælkはグリーンで統一されているので分かりやすいですが、Tykmælk は共通カラーがなく、牛乳のような青色商品が出ていたりするので、さらに要注意です。

妻のGirl’s Talk情報によると、デンマークに訪れる外国人3人の内の1人は、このMælk トラップで朝のコーヒータイムが”Disaster”になると言われているそうです。もしデンマークで牛乳を購入する時は、3人の内の1人にならないようにご注意を!

P.S. ちなみに、デンマークでは、牛乳のようなカートンに入ったヨーグルトが結構売られています。ちゃんとヨーグルト(Yoghurt)と書いてあるので安心です。

ヨーグルト
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外国人がハマりやすい牛乳の罠」への2件のフィードバック

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