オーフスってどんなとこ?ぷち紹介
奥さんの大学院留学に帯同するため、会社を辞め、デンマーク第2の都市オーフスに住んでいるひぐちです。
タイトルに「第2の都市オーフス」と書いているのに、オーフスの説明をしていないことに気がつきました。そこで、今回はオーフスのぷち紹介をしようと思います!
オーフス市の位置
デンマークの首都コペンハーゲンは島に位置していますが、オーフスはドイツの北側から突き出ているヨーロッパ大陸の半島の真ん中あたりにあります。
アルファベットでは Aarhus で、昔は Århus と表記されていました。このAにマルがついた記号はオゥと発音するのですが、国際化の流れで Aa と表記するようになったそうです。
デンマーク全体の人口は560万人しかいません。その中で首都コペンハーゲンが約60万人で最も大きく、オーフスは約36万人と二番目に大きい都市と言われています。
人口は宮崎市(40万人)か所沢市(34万人)といった規模ですが、デンマーク内では2番目に大きい街なので、”The world’s smallest big city”をキャッチコピーに、小さくても都市インフラはしっかりしてるというのが自慢のようです。
ちなみに大陸に領土を持っていながら、島に首都がある国は世界でもデンマーク🇩🇰と赤道ギニア🇬🇶しかないそうです。
オーフスの天気は慌ただしい
デンマークは海に囲まれていることもあり、周りの風やら気圧がぶつかって天候がコロコロ変わります。
朝は晴れてたかと思ったら、突然雨が降って、また晴れたのにすぐ曇る、みたいな天候だったので、オーフスに来た直後は面白いなぁと思いました。
天候の移り変わりが早いので、雨が止んだ直後に↓のような感じで虹が出てくることもあります。虹が出ると嬉しいですよね。
冬の太陽はレアキャラです
デンマークは北欧に位置していて、緯度的には網走よりも北側に位置しています。オーフスでは冬でもそんなに雪は降らないそうですが、11月の時点で最低気温が0度になっているので寒いです。
ただ寒さより厳しいのは、日照時間。。。冬になると日の出が遅く、今日(11月24日)の日の出は8:00過ぎ、日の入りは16:00前という短さです。さらに冬は曇りか雨が多いので、太陽は超レアキャラです。
気になったので過去の天候データを調べてみたら、なんと、12〜1月は、1日あたりの日照時間が2時間もありません。。。もともと日が出ている時間が短いのに、曇や雨のせいで本当に太陽と出会えないのですね 。悲しすぎる(T-T)
月ごとの1日あたりの日照時間(過去平均:単位はhour)
雨は多いけど降水量は東京よりも少ないです
ただ雨が多いと言っても、そんなに激しくふる感じではありません。日本のようにゲリア豪雨や台風はないので、夏はパラパラ〜という感じ、冬はシトシトという霧雨・小雨が多いですね。
こちらもデータでみるとよくわかります。東京に比べると季節差が少なく、安定的に40mm〜60mmぐらいの降水量です。
月ごとの平均降水量(過去平均:単位はmm)
キノコの街オーフス
で、今ハマっているのが、キノコ撮影です!
この安定した降水量が良いのか分かりませんが、色々なキノコが色々なところに生えてます。それもバカでかいです。名前はさっぱり分からないですが、ちょっと紹介しまーす。
まずは、巨大マッシュルーム。スーパーで売っているようなマッシュルームがそのまま大きくなった感じです。大きいし、背景にもたくさん写ってますよね。(サイズの参考にHariboのグミと一緒にパチリ👇)
こちらは群生タイプ。きくらげっぽいのが一箇所に溜まっています。家の前で見つけました。
若干小さめで、クローバーの茂みと落ち葉に隠れているので見つけにくいですが、こちらのキノコは傘が逆さになっていました。
下の二つは絶対に毒がありそうなやつです。
両方とも高さが5cmぐらいはありました。一瞬、ガミラス星の本土決戦で出てくる天井都市ミサイルに見えました。
芝生だけでなく、木の根元にもしっかりと生えています。
という感じで色々なところに生えているキノコを見つけるのが結構楽しいです。大きくても注意していないと気がつかないので、ちょっとした宝探し気分ですね。
中には美味しいキノコがあるんじゃないかと思っていますが、「日本人留学生夫婦、道端のキノコにあたって危篤」なんてYahoo! Newsが出たら恥ずかしいので、撮影に徹する日々を過ごしています。
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