デンマークはオーガニック食材先進国

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デンマークのスーパーに行くと、色々なところ「赤のØロゴマーク」を見かけます。

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写真出典:Økologisk Landsforening

この赤いロゴマークは、化学肥料や農薬を使わずに栽培・飼育したオーガニック(有機)食材に記される特別なロゴ

デンマーク政府が定めた厳格なルールに従って認可された食材にしかつけることができません。(デンマーク語でオーガニックはøkologiなので、その頭文字にデンマーク方室の冠をあしらったデザインになっています)

実は、デンマークはオーガニック先進国。デンマーク統計局によると、デンマークで販売される食材の12%が「赤のØロゴマーク」をつけたオーガニック食材だそうです。これは世界トップの割合。

さらに、1人あたりのオーガニック食材購入金額でもデンマークは世界トップです。平均的なデンマーク人は、年間約38,000円分のオーガニック食材を購入しているらしく、なんと日本人の30倍!!

それだけ環境や健康に意識が高いデンマーク人が多いようですが、ただ意識が高いだけではなさそうです。

日本でオーガニック食材と言われると、かなり値段が高くなり、高級なものだと値段が2〜3倍になってしまうことも。おそらく毎日の食材をオーガニックにしてしまうとエンゲル係数が跳ね上がるんじゃないでしょうか。

でも、デンマークのオーガニック食材の値段はかなりお手頃。

たとえば、きゅうり(デ: Agurker)。普通のきゅうりが1本6クローネに対し、「赤のØロゴマーク」がついているきゅうりは1本8クローネ。きゅうりの値段はお店によって5〜10クローネぐらいなので、あまり高くありません。

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不思議なことに、↓の林檎(デ:æbler)のように、普通のものとオーガニックのものがまったく同じ値段で売られていることも・・・。

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デンマークの人達がオーガニック食材を好むのは、意識が高いだけでなく、誰でも買えるお手頃な価格のおかげかもしれません。

そうそう、オーガニック食材を使った加工品にも「赤のØロゴマーク」が付いています。例えばポップコーンとか (笑)

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ちょっと重いですが、オーガニックなジャムはちょっと上級なお土産としてオススメかも。スーパーにいくと色々な種類のジャムに「赤のØロゴマーク」がついているので、選ぶのが楽しくなります♪

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もしデンマークに訪れることがあれば、ぜひぜひ「赤のØロゴマーク」を試してみてください〜。

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