海外旅行で便利な「食物アレルギー伝達シート」
海外旅行の醍醐味は、やはり現地で食べられる美味しい食事や飲み物。
でも、食物アレルギーを持っている人にとっては、間違えてアレルギー食材を食べないように注意しないといけないので、手放しで楽しめるわけではありません。
例えばそば粉。
日本のようなメジャー食品ではありませんが、欧州にもそば粉を使った料理が存在します。
フランス名物の「ガレット」は、そば粉を用いたクレープ。
オランダではBroederという菓子パンに使われているそうですし、北イタリアではPizzoccheriというパスタがそば粉を使うそう。
他にも東欧ではKashaもしくはGrechkaという家庭料理が一般的だそうです。
また、以前👇の記事で紹介したように、グルテンフリーのパンにもそば粉が含まれていることも!
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あらかじめ危険な料理をリストアップすることで、旅行中にうっかり食べないように注意することはできますが、やはり外国だと何かと心配です。
特にレストランでの食事では、アレルギー食材が含まれているか確認したくても、言語の違いもあり難しいかもしれません。
そこでオススメなのが、港区作成の「食物アレルギー伝達シート」!
これは外国の方が、指を指しながら食べられない食品やアレルギーの症状を日本人に伝えるための伝達シート。
日本語と英語名が表記されているアレルギー食材のイラストに加え、「お客さんからお店の方へ」と「お店の方からお客さんへ」という文例パターンも書いてあるので、指を指すだけで、食べられない食材を伝えたり、アレルギー食材の有無を確認できちゃうのです。
港区としては、日本に訪れる外国の方が日本の飲食店で使うシーンを想定して作成されているのだと思いますが・・・
これは、我々日本人が海外に行く際に使えるスグレモノじゃないでしょうか!
「このメニューには蕎麦を使っているのかしら?」とレストランに確認する際、伝達シートを見せればとってもスムーズ。
👇の港区役所のウェブサイトには、英語に加えて、スペイン語版、韓国語版、中国語版もあるので、旅行先にあわせて印刷しておけばきっと役立つと思います。
東京都港区ホームページです。
ちなみに、群馬県も同じようなパンフレットを提供しています。
こちらは、英語・スペイン語・中国語に加えて、ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語があるので、渡航先によっては群馬県のパンフレットの方が良いかもしれませんね。