「金曜日に飲む(Fredagsbar)」のは、デンマークの飲み文化のひとつ🍺
週末を迎え、金曜日がちょっとウキウキするのは世界共通のことかもしれません。
ちょっと世代を感じちゃうかもしれないですが「花の金曜日(略して花金)」と言ったりしますよね。英語でも、 “TGIF(Thanks God. It’s Friday)” と言ったりします。
そして、金曜日は仕事を切り上げて、ちょっと早めに帰るというのも共通。
ただし、「ちょっと早く帰る」という感覚が日本とデンマークで全然違う!
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僕が日本で勤めていた会社では、金曜日が「ノー残業デー」でした。いわゆる定時帰社が推奨されている日だったので、5時くらいからみんなが仕事を片付け始め、6時ぐらいになるとオフィスはとても静かになってました。
夜9時を過ぎても残業している人が多い会社だったので、夕方6時でも「ちょっと早く帰れたなぁ」と思っていたのを思い出します。
ところが、現在デンマークで勤めている会社では・・・、
なんとっ!
午後3時にはほとんど誰もいない・・・
ほとんどの人が、もう2時半には「週末楽しんでね〜♪」と言いながら帰ってしまうのです。
それでも少しは残って仕事をしている人がいるのですが、3時になると・・・
なんとっ!
ビールが配られる🍺
始めてビール缶を渡された時には、飲んで良いのかわからなくてびっくり。周りの様子を伺うと、みんな「プシュっ」と開けて、コーラを飲むかのごとく、ビールを飲みながら仕事を続ける・・・
わぉー。日本で働いていた会社ではありえない光景だ😅。
ただ、ビールを飲みながら仕事をしていると、そのうち雑談が始まっちゃいます。そして、気がつくと2本目が配られて・・・。
ふっと気がつくと、もう仕事ではなくて、ただの軽い飲み会になっちゃってます。
そんなわけで、3時以降も残っている人たちも仕事はしていない 🤣
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さすがにビールを配る会社はさほど一般的ではないそうですが、3時ぐらいまでにみんな帰ってしまうのは通常の光景。
もし、市役所などで何らかの手続きをする必要があるなら、金曜日の午後はお勧めしません。なぜなら、ほとんどの人が週末に向けて頭がいっぱいなので仕事がちょっと疎かになりやすい。しかも、多くの人が帰宅しちゃっているので窓口で待たされる可能性も・・・
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さて、同僚達とおしゃべりしながらビールを飲んでいると、あっという間に時間が経ってしまいました。
「遅くなったね〜。そろそろ帰ろう!」と言いつつ、みんなとバイバイ。
だいぶ長く飲んでしまった💦と思って、焦って腕時計を見ると・・・
まだ4時半
うーん。日本だったらまだ仕事してる時間だ・・・。
帰宅時間が早すぎて、時間の感覚が狂っちゃうなぁ。
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