2021年を最後に廃止予定の「欧州での夏時間」
欧州は、今日1時間だけ得をしました。(この記事が公開されている頃には昨日の話です)
なぜかというと、日曜日の夜中 1:59am に夏時間(Daylight Saving Time)が終了したからです。
普通なら、夜中の1:59am の次は 2:00am ですが、夏時間が終了する今日だけは 1:59am から 1:00am に時間が戻るという怪奇現象が発生します。(昔は自動で時刻が変わることはなかったのですが、最近のパソコンやスマホは自動補正するのでちょっと面白い)
ただ、壁にかけている時計や電子レンジの時計は変わらないので、朝起きたら自分で時刻を直さないといけません。これを忘れると、シャワーから出てきて時計を見たときにびっくりします 😅
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現代はスマホやパソコンのおかげで、時計が自動補正されるようになりましたが、昔はうっかり夏時間のことを忘れてしまうことも。
オーストラリアに留学していた高校時代、僕は高校の寮に住んでいました。週末になると多くの同級生は実家に帰ってしまうのですが、実家が遠い寮生は静かに寮で週末を過ごす事が主でした。
そして夏時間が終了した日曜日、夏時間のことをすっかり忘れてた僕はいつものように目覚ましで起きて、身支度をしてから食堂へ。(スコットランド系の厳しい私立高校だったので、パジャマのまま食堂に行くのはNGだったんです😅)
ところが食堂に行くと扉がしまっている!
あれ〜? と思った瞬間「そうだ! 夏時間が終わったんだった・・・ 😭」と気がつくのです。
早すぎただけなので、特に支障はないのですが、なんだか恥ずかしい一方で、周りに誰もいないから一緒に笑ってくれる人がいなくて、寂しい思いをしたものです (笑)
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さて、欧州の夏時間。実は来年を最後に廃止される予定。
戦時中にエネルギー対策として始まったとされる夏時間制度ですが、あまり効果がない & EU圏内で行われたオンラインアンケートで84%の回答者が夏時間廃止に賛成した という事実を踏まえ、EU全体で夏時間をやめることになっています。
そのため、予定では2021年が夏時間調整をする最後の年となっています(まだ仮決定なので、延期される可能性はあります)
ちなみに夏時間を廃止すると言っても、1時間早い夏時間側で固定する国と、通常の冬時間側で固定する国で分かれる見込みです。
どちらを選ぶかはそれぞれの国が2020年中に選ぶことになっていますが、北側に位置するデンマーク、オランダ、フィンランドは冬時間を選び、南側に位置するポルトガルはキプロスは夏時間を選ぶ見込みだそうです。
予定通り事が進めば、時計をいじる年2回の作業は来年で最後。
そのうち「昔はね。夏時間っていうのがあってね。時計の時刻を直したものだよ・・・」と若い人たちに言うのかなぁ。
ピンバック: 宙ぶらりんの「欧州での夏時間廃止」法案 – Living in Denmark