春から夏にかけて店頭に並ぶ「木箱」たち
デンマークのDIYショップやガーデニング用品店では、春から夏にかけて👇のような木箱が店頭に並びます。
巣箱のようですが、細い筒が敷き詰めてあったり、入り口の穴が小さかったりと、鳥さんは使えません。
実はこれ、
昆虫用の巣箱でその名もInsect Hotel。
どうやら欧州では在来種のミツバチ🐝が徐々に姿を消しているそう。環境破壊や外来種の蜂の拡大などがその理由だそうです。
それに対してちょっとでも効果があるのではないかといわれといるのが、このInsect Hotel。在来種のミツバチにとって隠れ家になったり、安全な巣になったりするそうです。
大きさや種類は様々ですが、個人家庭の庭の場合は小さいものが一般的で、農家や自然公園に置く物だと小屋のような大きさの物も!
また、敷き詰める木材に種類や穴の大きさを変えることで、ミツバチ以外の虫を呼び込むこともできるそう。
例えばですが、害虫にとって好ましいInsect Hotelを果樹園の近くに置いておくと、果樹に有害な虫がつきにくくなるらしい!
と言っても、その有効性は議論が分かれるらしく、一部の調査では外来種のミツバチを助長させてしまったケースもあるみたいです。
ちなみに、庭がない我が家には必要ない&置く場所がないので購入していません。あまり虫さんに侵入されてもちょっと困るしね😅