デンマークのクリスマスに欠かせない「パンケーキ」
先日、大家さんと隣人の皆さんに招いてもらったコロナ・シンギングで、ホットワインと「æbleskiver (エイブルスキーヴァー)」という丸いパンケーキをいただきました。
エイブルスキーヴァーは、デンマークのクリスマスには欠かせない定番のスイーツ。
それが今日は、会社のお昼のデザートとして登場! !
大家さん達と食べた時のように、ラズベリージャムと粉砂糖も用意されていました。ランチ後は、コーヒーと一緒にスイーツタイム♪
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ちなみにæbleskiver の æbleはデンマーク語で「りんご」、skiverは「スライス」という意味です。
丸い形なのに、どうして「スライス」なんだろう?
気になったので聞いてみたら、「数百年ぐらい昔の話らしいけど、りんごのスライスが入っていたみたい。今のエイブルスキーヴァーはただの丸いパンケーキなんだけどね〜」と教えてもらえました。
リンゴのスライスがなくなってしまった経緯はよくわかりませんが、作り方はたこ焼きとそっくり。デンマークのクリスマスマーケットに行けば、ちょっと大きめのたこ焼き器で、エイブルスキーヴァーを焼いてる屋台を必ず見かけます。
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さて、りんごパンケーキを僕のお皿に乗っけた後、フォークを探したら近くに置いていない。
あれ?と思って周りをみると・・・
みんな「手でつまんで」食べている。
手掴みしたパンケーキに押し付けるようにジャムと砂糖をたっぷり乗せて、ぽいっと口に放り込む感じ。
お〜、そういえば・・・。大家さん達もフォークとか使わずに直接手で食べてたゾ。
「すご〜く、基本的なことなんだけど・・・、æbleskiverは手で食べるの?」と聞いてみると、
「そりゃ、そうだよ!その方がたっぷりジャムがつけられて美味しいよ!」とのこと。
OK!! じゃぁ、僕も手で食べるぜ〜。
(※ 食べる前と後には、ちゃんとアルコールで手を消毒しました)
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ちなみに、エイブルスキーヴァーを差し入れしてくれたのは、今日で勤続10年目となった同僚の1人。デンマークでは、お祝い事の本人がケーキやスイーツを持ってくる習慣があるので、エイブルスキーヴァーを持ってきてくれたみたいです〜。
お祝い事がある時にケーキを持ってくる習慣については↓の記事を参照ください~。
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